女子テニスで世界ランク110位のT・コルパチュ(ドイツ)は29日に自身のインスタグラムを更新し、ウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)のダブルスに出場予定だった同115位の
H・タン(フランス)に対し不満をつづった。
>>ナダルvsベランキス 1ポイント速報<<>>ジョコビッチらウィンブルドン男子 組合せ<<27歳のコルパチュはインスタグラムに「残念なことだけど、私のダブルスパートナーであるH・タンは今日のダブルスを棄権してしまった。今朝、彼女からメールがきた。試合開始の1時間前になってね。とても悲しく、残念で、そしてとても怒っている。私にとって本当にアンフェアなこと。それに私は値しない。彼女は、大会前にダブルスをやりたいかどうか尋ねてきたから、私はイエスと答えた。前日に3時間の試合をして故障しているようでは、プロとしてやっていけない。それが私の考え」と投稿。
その後インスタグラムのストーリーズ(24時間で消える投稿)を使い思いを記した。
「アップデート。ダブルスのパートナーであるアルモニー・タンが、今朝ダブルスの試合を棄権した。自分にこんなに直前になって伝えてくるなんてフェアじゃない。昨日、3時間に及ぶシングルスの試合をしてもう走れないと。申し訳ないけど、自分は1日に6時間33分試合をして、翌日にシングルスの試合をしたことがあった。本当にフェアじゃないし、自分にとって初めてのグランドスラムでのダブルスの試合ができなくなってしまったことをとても悲しく落胆している」
「みなさんからのたくさんのコメント、ありがとう。ただ言いたいことは、パートナーがダブルスの試合を棄権したことが嫌だったわけではない。自分が置かれた状況についての感情や気持ちを共有して欲しかっただけ。もしまだシングルスで勝ち残っていたとしても、同じように感じて同じようなことをしたと思う。グランドスラムで初めてのダブルスの試合をしたかった。自分のチャンスだった。昨日、彼女はとてもやる気を自分に見せてくれていたし、一緒にダブルスをすることがうれしかった。でも、今日になって、今朝こんなメッセージをもらったことがとても辛かった。これはほぼ毎週出場してプレーしているWTAの大会ではない。グランドスラムなの」
「また、勘違いしないで欲しい。もし彼女がけがをしてしまったのであればこんなことは言わなかったはず。それなら全く問題はなかった。彼女が言ってきたのは、試合が終わってホテルに着いたのが午前1時で、ただ疲れてしまったということ。それも全く理解できる。でも、なぜ彼女はけがをしてしまったと言ってくれなかったのか。彼女が直接話してくれていたら、こんな投稿はしなかった」
タンとコルパチュはそれぞれシングルスにも出場しており、タンは1回戦で元世界ランク1位の
S・ウィリアムズ(アメリカ)を7-5,1-6,7-6 (10-7)のフルセットで下し初戦を突破。
一方のコルパチュは世界ランク121位の
H・ワトソン(イギリス)に7-6 (9-7),5-7,2-6の逆転で敗れ1回戦で姿を消していた。
タン/コルパチュのペアは出場予定選手の一覧に名前はあるものの、すでにダブルスの組み合わせ表からは名前が消去されている。
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