女子テニスのベット1・オープン(ドイツ/ベルリン、芝、WTA500)は13日、第4シードの
Ka・プリスコバ(チェコ)が世界ランク41位の
K・カネピ(エストニア)を6-7(5-7), 6-0, 6-0の逆転で破り、初戦突破を決めた。
元世界ランク1位のプリスコバは第1セット、互いにサービスキープが続いてタイブレークに突入すると、カネピに2度のミニブレークを奪われて先行される。
第1セットを落としたプリスコバだが、第2セットからは12ゲームを連取し2セット連続のベーグルで逆転勝利。計17本のエースを含む44本のウィナーを奪い、1度もブレークされることなく、1時間47分で試合を制した。
勝利したプリスコバは、2回戦で世界ランク69位の
B・アンドレースク(カナダ)と対戦する。元全米オープン女王(2019年)のアンドレースクは1回戦で世界ランク63位の
K・シニアコバ(チェコ)を6-4, 4-6, 6-4のフルセットで下しての勝ち上がり。
女子テニス協会(WTA)はプリスコバとアンドレースクのコメントを公式サイトで紹介。次のように各試合を振り返った。
■プリスコバ「芝に戻ったことはいい気分よ。今年は試合数が少なかったし、ベストなテニスができなかったけど、芝は自分のサーフェスになりうると感じているわ」
■アンドレースク「グラスコートでは1つのポイントが試合やセット、ゲーム全体を変えてしまうことがあるの。だから、集中力を切らさないようにしなければならなかった。勝ててうれしいわ」
なお、今大会の第1シードは
O・ジャバー(チュニジア)、第2シードは
M・サッカリ(ギリシャ)、第3シードは
A・サバレンカ、第5シードは
G・ムグルサ(スペイン)、第6シードは
D・カサトキナ、第7シードの
C・ガウフ(アメリカ)、第8シードは
B・ベンチッチ(スイス)となっている。
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