男子テニスのリベマ・オープン(オランダ/ロスマーレン、芝、ATP250)は11日、シングルス準決勝が行われ、第1シードの
D・メドベージェフが世界ランク70位の
A・マナリノ(フランス)を7-5, 7-5のストレートで破り、1月の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)以来 約5か月ぶりの決勝進出を果たした。
>>マレーvsベレッティーニ 1ポイント速報<<今大会の上位4シードは1回戦免除のため、初戦となった2回戦で元世界6位の
G・シモン(フランス)、準々決勝で同49位の
I・イヴァシカを破り勝ち上がりを決めたメドベージェフ。この試合の第1セット、互いにブレークを奪い合うと第11ゲームで3度目のブレークに成功し先行する。
続く第2セットでは第5ゲームでブレークに成功。サービング・フォー・ザ・マッチとなった第10ゲームでブレークバックを許したものの、直後の第11ゲームで再びブレークに成功し、1時間56分で勝利した。
男子プロテニス協会のATPは公式サイトにメドベージェフのコメントを掲載し「彼(マナリノ)はいいプレーをするし、この試合のいくつかのゲームで僕は何もできなかった。自分のテニスを続けるしかなかったよ。彼は時には信じられないようなプレーをするけど、ミスもする。僕は自分のプレーを続けるだけで、今日は何とかうまくいったよ」と語った。
「(決勝で)勝つことは素晴らしいことだけど、決して簡単なことではない。最高のテニスを見せなければならないよ。負けても悔いはないけど、もちろんベストを尽くす。決勝に出るときはいつも、勝ちたいと思っている」
勝利したメドベージェフは決勝で世界ランク205位の
T・ファン・ライトーフェン(オランダ)(オランダ)と対戦する。ファン・ライトーフェンは準決勝で第2シードの
F・オジェ アリアシム(カナダ)を6-3, 1-6, 7-6 (7-5)のフルセットで破っての勝ち上がり。
ファン・ライトーフェンとの決勝に向けてメドベージェフは次のように述べた。
「最後に彼を見たのはジュニアの時だったね。おそらく、僕らが最後に会ったのは18歳のときで、彼はいつも芝でいいプレーをしていたから、僕は驚かなかった。彼は偉大なプレーヤーなので、明日は素晴らしい試合になると思う」
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