選ばれたのはどれか YONEX最高級ラケット新デザイン発表
~デザイン会議 with CLUB REGNA #06~
企画提供:ヨネックス株式会社
ヨネックス株式会社(以下ヨネックス)の技術の粋を集めて創られた「REGNA(レグナ)」。この至高の一振りの新デザインを決めるべく、オーナーのみが入会できる「CLUB REGNA(クラブレグナ)」会員からアンケートと、実際に会議を行っていく推進メンバーを募り、共同開発企画を実施。選ばれた案をCLUB REGNAの会員投票により決定するというのが「デザイン会議 with CLUB REGNA」だ。
~最終案に残った3つのデザイン~
CLUB REGNAメンバー6名が参加した会議で選ばれたデザイン案はA・B・Cの3つ。この中から、投票で新デザインが選ばれ、2022年5月22日に江坂テニスセンター、そして5月29日に千葉県にある名門テニスコート吉田記念テニス研修センターにて「02REGNA新デザインお披露目会」が行われた。
A案:イメージカラーの黒を様々な質感を駆使したデザイン。つやの有無やマーブルで黒の質感を表現し、エンブレムにはカッパー(銅色)を使用し高級感のあるシックなものとなっている。
B案は各部の黒の違いを塗料の調合で表現し、全体はマット調に仕上げている。内側には差し色としてブルーのグラデーションと発光デザインのロゴが入り、今までにはないインパクトを出している。
C案はつやの有無で質感の違いを作り、内側にはパンチングデザインのロゴ。フレームの輪郭をかたどるように入ったカッパーラインがアクセントを加える。
通常はデザインの方向性が決まった後、1種だけを仕上げていくが、今回は3つの方向性が決まり、3種全てを世に出せるレベルまでに仕上げたという。
~新デザイン発表~
REGNA最新デザインはどの案になったのか?
選ばれた新デザイン
我々が参加した5月29日のお披露目会では、CLUB REGNAのメンバーが注目する中、ベールを脱いで現れたのは、黒の質感の違いを駆使して作られたA案だった。REGNAを手にする大人に好まれる「黒」をいろいろなテクニックを使い表現した。サイドに艶の有無でマーブル模様が施されているのも特徴の1つだが、これは1本1本 職人の手作業で作られており、同じものは存在しないものとなっている。
こうした質にこだわる部分も、投票者のCLUB REGNAのメンバーに評価されたのではないだろうか。
お披露目会の模様はこちら
>>YouTube 注目の新デザイン!YONEX 2代目REGNA(レグナ)が遂に公開!細部までこだわった匠な技で最高傑作が完成【テニス ラケット】TENNIS RACKET<< >>製品のPVが見られるREGNA特設サイトはこちら 新デザインを目にした人々の反応はどうだったのか。
「一見、黒いラケットにしか見えないが、艶の有無や素材の質感の違いで様々な表情が出るのが良いと思う。」
「選ばれたのは自分が投票したものとは違うが、こっちのデザインも良い。画像ではない実物を手にすると質感がわかるし、高級感がある。」
開発担当者とインタビューを受ける参加者
お披露目会の参加者とヨネックス社員の方々
お披露目会を終え、製品開発部の豊田氏はこう述べている
「やっとここまで来て(お客様に見せる事ができて)ホッとしています。通常は社内で1つの方向性を決めて話し合うしいつもやりとしている人と進めるので意見が揃う傾向があります。しかしデザインをユーザーと決めるという今回の企画では、それぞれの好みや意見が違い、それを取り入れて揃えていく事がとても難しかったです。
その一方で、いつもにはない新鮮な意見を聞きそれを作り上げるという経験ができて凄く面白かった。実際に黒の質感で表現したマーブル柄は今回の取り組みだからこそ出たアイデアで、それを形にできました。」
製品開発部の豊田氏
~英知の集結、黒の装い~
持てる全てを使った最高の逸品を作りたいという純粋なものづくりの気持ちから生まれたREGNAと、愛用者が描くイメージを集めて選ばれた最新デザイン。そしてMADE IN JAPANという品質。
掛かる手間やコストを度外視にしている分、手に入りやすい価格ではないし、実物を目にする機会も少ないかもしれない。しかし、日本でテニスをしているなら、一度はこの質にこだわった一振りを、その目で見て、その手で触れて、確かめてみてほしい。
>>公式HPはこちら