女子テニスのポルシェ・テニス・グランプリ(ドイツ/シュトゥットガルト、レッドクレー、WTA500)は21日、シングルス2回戦が行われ、第8シードの
E・ラドゥカヌ(イギリス)が世界ランク118位の
T・コルパッチ(ドイツ)を6-0, 2-6, 6-1のフルセットで破り、今季初のベスト8進出を果たした。
>>ジョコビッチvsハチャノフ 1ポイント速報<<>>ダニエル 太郎vsルブレフ 1ポイント速報<<今大会の1回戦で世界ランク197位のS・サンダースをストレートで破ったラドゥカヌ。この試合の第1セットではファーストサービスが入った時に90パーセントの高い確率でポイントを獲得。1ゲームも与えることなく先行する。
しかし、第2セット、第3ゲームでこの日初のブレークを許す。直後の第4ゲームでブレークチャンスを握るも活かせず、第7ゲームで再びブレークを許してセットカウント1-1に追いつかれる。迎えたファイナルセットでは序盤で3ゲームを連取したラドゥカヌ。第6ゲームでもブレークに成功して1時間39分で勝利した。
女子テニス協会のWTAは公式サイトにラドゥカヌのコメントを掲載し「第1セットで試合をコントロールすることができた。その後、彼女(コルパッチ)が本当にいいテニスをし始めて、私は少しレベルを落としてしまったかもしれない。彼女はそれをうまく利用した。第3セットに向けて立て直せたことが、一番うれしかったことよ」と語った。
勝利したラドゥカヌは第1シードで世界ランク1位の
I・シフィオンテク(ポーランド)と対戦する。シフィオンテクは2回戦で同342位のE・リス(ドイツ)を6-1, 6-1のストレートで破っての勝ち上がり。
次戦についてラドゥカヌは「もちろん、彼女は絶好調なのでいい試合をするには、私のレベルが非常に高くなければならない。でも、とても楽しみよ。彼女は世界NO.1だし、最近の大会ではすべて優勝しているから、(対戦するのに)プレッシャーは感じないわ」と述べた。
同日には第2シードの
P・バドサ(スペイン)、第3シードの
A・サバレンカ、第4シードの
M・サッカリ(ギリシャ)、第7シードの
O・ジャバー(チュニジア)、世界ランク31位の
L・サムソノヴァが8強に駒を進めている。
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