男子テニスのBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)は18日、シングルス準々決勝が行われ、第20シードの
T・フリッツ(アメリカ)が世界ランク61位の
M・キツマノビッチ(セルビア)を7-6(7-5), 3-6, 6-1のフルセットで破り、ベスト4進出。地元アメリカの選手で2年連続の4強入りを果たすのは2009年と2010年大会で記録した
A・ロディック(アメリカ)以来となった。
>>ナダルvsアルカラス 1ポイント速報<<>>BNPパリバOP男女 組合せ・結果<<24歳のフリッツは昨年大会、2回戦で
M・ベレッティーニ(イタリア)、3回戦で
J・シナー(イタリア)をストレートで破ると準々決勝では
A・ズベレフ(ドイツ)に逆転勝ちを収め4強入り。しかし、準決勝で世界ランク18位の
N・バシラシヴィリ(ジョージア)に6-7 (5-7), 3-6のストレートで敗れ、初の決勝進出とはならなかった。
一方のロディックは2009年大会では
D・フェレール(スペイン)、
N・ジョコビッチ(セルビア)らを破り4強入り。しかし、準決勝では当時世界1位の
R・ナダル(スペイン)に敗戦。2010年大会では準決勝で当時7位の
R・ソダーリン(スウェーデン)を破り初の決勝進出を果たしたものの
I・リュビチッチ(クロアチア)に敗れ優勝を逃している。
この日フリッツは、サービスキープが続きタイブレークへ突入すると、4度のミニブレークを奪って第1セットを先取。しかし、第2セットではキツマノビッチに第8ゲームでブレークを奪われセットカウント1-1とされる。それでもファイナルセットで第2・第4ゲームでブレークに成功し、約2時間の熱戦を制した。
勝利したフリッツは準決勝で第7シードの
A・ルブレフと対戦する。ルブレフは世界ランク35位の
G・ディミトロフ(ブルガリア)を7-5, 6-2のストレートで破り、大会初のベスト4進出を決めている。
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