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ジョコとメド「魅力的なライバル」

ノヴァーク・ジョコビッチ、ダニール・メドベージェフ
(左から)ジョコビッチとメドベージェフ
画像提供: ゲッティイメージズ
男子テニスで世界ランク1位のN・ジョコビッチ(セルビア)と同2位のD・メドベージェフは2021年シーズンで3度対戦。勝敗はジョコビッチの2勝1敗で、いずれの大会も決勝戦でタイトルをかけた一戦となった。男子プロテニス協会のATP公式サイトはこの関係を「今年の最も魅力的なライバル」と評している。

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通算対戦成績をジョコビッチの6勝4敗とする両者。今年は全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)の決勝、全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)の決勝、ロレックス・パリ・マスターズ(フランス/パリ、室内ハード、ATP1000)の決勝とすべて優勝がかかった試合で対戦しており、全豪オープンとパリ・マスターズはジョコビッチが、全米オープンはメドベージェフが勝利した。

2月の全豪オープン、9度目の大会制覇を狙うジョコビッチはM・ラオニッチ(カナダ)A・ズベレフ(ドイツ)A・カラツェフらを破り決勝に進出。一方、四大大会初のタイトルを狙うメドベージェフはA・ルブレフS・チチパス(ギリシャ)らを下し決勝に駒を進めた。試合はミスを重ねフラストレーションを溜めるメドベージェフを攻め立てたジョコビッチが、3セットを連取し7-5,6-2,6-2のストレートで勝利。1時間53分でメドベージェフの夢を打ち砕いた。

再戦は7カ月後の9月に全米オープン決勝で実現。決勝までの6試合でわずか1セットしか落とさずに勝ち上がってきたメドベージェフは、全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)とウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)も制し、年間グランドスラムに王手をかけたジョコビッチに挑んだ。

ジョコビッチは同大会で錦織圭M・ベレッティーニ(イタリア)を破り4強入りを果たしたものの、準決勝ではメドベージェフと同じく四大大会初タイトルを狙うズベレフに対し、フルセットの激闘の末に勝ち上がりを決めていた。

試合は全豪オープンとは真逆の展開となり、センターコートを支配したメドベージェフが16本ものサービスエースを奪い、6-4,6-4,6-4のストレートで勝利。快勝で悲願のトロフィーを手にした。

今シーズン3戦目となったロレックス・パリ・マスターズ決勝でも第1セットはメドベージェフが獲得。しかし、激しいストローク戦を制し徐々に主導権を握ったジョコビッチが残る2セットを奪い4-6,6-3,6-3の逆転で破り、大会6度目の制覇を成し遂げた。

ATPはジョコビッチについて「キャリアを通じてロジャー・フェデラーやラファエル・ナダルと壮大なライバル関係を築いてきた。しかし、新世代のスターが台頭してきたことで、セルビア人は新たな脅威に直面している。その中でも、ダニール・メドベージェフの存在は非常に大きいものだ」としている。

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