男子テニス最終戦のNitto ATPファイナルズ(イタリア/トリノ、室内ハード)は大会7日目の20日、シングルス準決勝が行われ、第8シードの
C・ルード(ノルウェー)は第2シードの
D・メドベージェフに4-6, 2-6のストレートで敗れ、大会初の決勝進出とはならなかった。試合後には「1年の締めくくりにこのトリノでプレーできたことは僕にとって素晴らしい経験」と述べた。
>>Nitto ATPファイナルズ 組合せ<<>>メドベージェフvsズベレフ 1ポイント速報<<Nitto ATPファイナルズは、年間の大会獲得ポイント「RACE TO TURIN」の上位8選手が出場するシーズン最後の大会。
予選ラウンドロビン「グリーングループ」の第3戦で第5シードの
A・ルブレフに逆転勝利し、2勝1敗で大会初の決勝トーナメント進出を果たしたルード。この試合の第1セットではファーストサービスが入った時に76パーセントの確率でポイントを獲得するも、第3ゲームでブレークを許し先行される。
第2セットでも流れを掴めないルードは14本のアンフォーストエラーを記録。メドベージェフに第5・第7ゲームでブレークを許し5ゲームを連取されて1時間29分で力尽き、初のATPファイナルズは準決勝で幕を閉じた。
男子プロテニス協会のATPはルードのコメントを掲載し「この1年はテニスプレイヤーとして成長した素晴らしい年だった。対戦相手をよりよく知ることができ、この大会に参加しことは素晴らしい経験となった。来年もこの場所に戻ってきたいと思うよ」と語った。
「来年に向けて世界のトップと戦うために何を努力しなければならないか、完璧なフィードバックを得ることができた。今週、世界ナンバー1とナンバー2の選手と対戦して、とても楽にやられてしまったから、来年はリベンジしてもっといい選手になりたいと思う」
「来年も(この結果は)頭の片隅に置いておく。毎週、すべての試合が重要になる。トーナメントへの出場権を獲得できるかどうかは、ほんの数試合の違いだった。この1年を誇りに思い、来年を楽しみにするよ。いいプレーを続けられれば、今年のような年をまた過ごせると思う」
一方、勝利したメドベージェフは2年連続の決勝進出を果たし、2連覇をかけ第3シードの
A・ズベレフ(ドイツ)と対戦する。ズベレフは準決勝で第1シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)をフルセットで下しての勝ち上がり。
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