男子テニスのエルステ・バンク・オープン(オーストリア/ウィーン、室内ハード、ATP500)は28日、シングルス2回戦が行われ、第6シードの
F・オジェ アリアシム(カナダ)が世界ランク14位の
C・ノリー(イギリス)を2-6,7-6 (8-6),6-4の逆転で破り、ベスト8進出を果たした。
>>サンクトペテルブルク・オープン組み合わせ<<11月14日に開幕する今季ツアーで好成績をおさめた上位8選手のみが参加できる最終戦のNitto ATPファイナルズ(イタリア/トリノ、室内ハード)で現在ランキング12位につけているオジェ アリアシムと同11位のノリーの直接対決となったこの試合。第1セットでオジェ アリアシムは5本のサービスエースを決めたものの、左利きのノリーが放つ低い弾道のフォアハンドに苦戦し2度のブレークを許し先行される。
第2セットでは互いに1度もブレークを与えずにタイブレークへ。オジェ アリアシムはミスを重ね3度のマッチポイントを握られるもこれをすべてしのぐ粘りを見せ、5ポイントを連取し逆転でセットカウント1-1に追いついた。
ファイナルセットでは第2セットの勢いそのままファーストサービスが入ったときに93パーセントの高い確率でポイントを獲得。1度もブレークチャンスを与えることなく2時間36分の激闘をものにした。
男子プロテニス協会のATP公式サイトにはオジェ アリアシムのコメントが掲載されている。
「彼(ノリー)は本当に良いプレーをしていた。3つのマッチポイントを握られていたんだ。ある意味、ラッキーだったと思う。彼は勝利に近づいていたけど、僕はマッチポイントでクレイジーなパッシングショットを打ってセーブした。ときには、わずかな差しかないこともある。今日はああいうショットがあったから勝てたんだ」
「最終戦のレースに残るためには重要な勝利だった。この試合に負けていたら非常に難しくなっていただろう。まだ道のりは長いけどね」
エルステ・バンク・オープン準々決勝では第2シードの
A・ズベレフ(ドイツ)と対戦する。ズベレフは2回戦で世界ランク32位の
A・デ ミノー(オーストラリア)をフルセットで下しての勝ち上がり。
同日には第4シードの
C・ルード(ノルウェー)、第7シードの
J・シナー(イタリア)、第8シードの
D・シュワルツマン(アルゼンチン)らが8強入りを決めた一方、世界ランク49位の
F・ティアフォー(アメリカ)に敗れた第1シードの
S・チチパス(ギリシャ)は姿を消した。
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