男子テニスのエルステ・バンク・オープン(オーストリア/ウィーン、室内ハード、ATP500)は28日、シングルス2回戦が行われ、第2シードの
A・ズベレフ(ドイツ)が世界ランク32位の
A・デ ミノー(オーストラリア)を6-2,3-6,6-2のフルセットで破ってベスト8進出を果たすとともに、ツアーでのシングルス通算勝利数が300に到達した。
>>サンクトペテルブルク・オープン組み合わせ<<この試合、ズベレフは17本ものサービスエースを記録。第2セットを落としたものの、ファーストサービスが入ったときに89パーセントの高い確率でポイントを獲得し、ブレークされたのは第2セットの1度のみ。リターンゲームでは4度のブレークを奪い、1時間42分で勝利した。
24歳のズベレフはこの日の勝利でシングルスツアー通算300勝を達成。プロ転向後約8年間で大台に到達した。
男子プロテニス協会のATP公式サイトでズベレフは「16歳のときにツアーに参加して、今は24歳とまだ若い。キャリアの早い段階でこのような偉業を達成できたことはとてもうれしいよ」とコメントした。
「これからもたくさんのことができるといい。これは間違いなく僕にとって大きなマイルストーンだよ。今日の試合は第2セットで多くのチャンスを逃してしまった。焦りが出てアンフォーストエラーが多かった。アレックス(デミノー)は自分のレベルを取り戻したからね。でも、第3セットではまた調子を取り戻して自分のやり方でプレーできたことに満足しているよ」
ズベレフのシングルスキャリアにおける通算勝率は300勝138敗で68.3パーセント。これは現役選手で
N・ジョコビッチ(セルビア)の83.2パーセント、
R・ナダル(スペイン)の83.1パーセント、
R・フェデラー(スイス)の82パーセント、
A・マレー(イギリス)の76.5パーセント、
J・M・デル=ポトロ(アルゼンチン)の71.7パーセントに次ぐ6番目に高い勝率となっている。
エルステ・バンク・オープン準々決勝では第6シードの
F・オジェ アリアシム(カナダ)と対戦する。オジェ アリアシムは2回戦で世界ランク14位の
C・ノリー(イギリス)を逆転で下しての勝ち上がり。
同日には第4シードの
C・ルード(ノルウェー)、第7シードの
J・シナー(イタリア)、第8シードの
D・シュワルツマン(アルゼンチン)らが8強入りを決めた一方、世界ランク49位の
F・ティアフォー(アメリカ)に敗れた第1シードの
S・チチパス(ギリシャ)は姿を消した。
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