テニスの全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)は大会2日目の31日、男子シングルス1回戦が行われ、世界ランク69位の
西岡良仁は同184位の
J・ソック(アメリカ)に7-6 (7-5),2-6,4-6,2-6の逆転で敗れ、2019年以来2年ぶり3度目の初戦突破とはならなかった。試合後の会見では「現状のなかでは仕方ない」と語った。
>>錦織 圭 直筆サイングッズ当たるキャンペーン実施中<<>>錦織vsマクドナルド 1ポイント速報<<>>錦織ら全米OP対戦表<<今夏だけで3度目の顔合わせとなったこの試合、西岡は1度もブレークチャンスを握ることができなかったものの、タイブレークを制して第1セットの先取に成功する。しかし、第2セット以降はソックに強烈なフォアハンドのリターンエースを決められるなど徐々に主導権を握られ、5度のブレークを許し2時間52分で逆転負けを喫し、1試合の途中棄権での敗戦を含め対ソック3連敗となった。
前哨戦であるW&Sオープン(アメリカ/シンシナティ、ハード、ATP1000)で右手首を負傷していた西岡は会見で「今の現状のなかでは仕方ないかなというふうに思ってます。数日前まではスライスだけしか打ってなくて、昨日(30日)唯一選手と打ってみて『できるかな』という感じでした」と語った。
「序盤しっかり取って、という感じでしたけど、長くなればなるほど相手もそれは分かってくるんで、正直ジリ貧(だんだんと余裕がなくなる感じ)だったかなと思います。かなり苦しかったです。手首がしっかり回復していたので、それは良い傾向だと思います」
また、今後については「日本に戻ります。手首をどうしても治さないといけないので、まずこれが最優先ですね。大体3~4割くらいしか打てていないです。なかなか怖くて打てないので、しっかり打てるようになるまで時間がかかりますし、そういうのを踏まえると理想はサンディエゴくらいから、インディアンウェルズにしっかり間に合うような調整ができれば最高だなと思います」と10月7日に開幕するBNP・パリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)に照準を合わせた。
一方、勝利したソックは2年連続8度目の全米オープン初戦突破となった。
同日には第4シードの
A・ズベレフ(ドイツ)、第10シードの
H・フルカチュ(ポーランド)、第21シードの
A・カラツェフらが初戦突破を決めている。
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