男子テニスのナショナル・バンク・オープン(カナダ/トロント、ハード、ATP1000)は11日、シングルス2回戦が行われ、第4シードの
A・ルブレフが世界ランク36位の
F・フォニーニ(イタリア)を7-6 (7-4),6-3のストレートで破り、初戦突破を果たした。
>>YouTube 【清水 悠太】ラケバ公開、錦織 圭からの助言とは。インタビュー前編<<上位シード勢は1回戦免除のため、この試合が初戦となったルブレフ。この日は13本のサービスエースを決めるなどファーストサービスが入ったときに81パーセントの高い確率でポイントを獲得するなどフォニーニを圧倒。第2セットでは1度もブレークチャンスを与えることなく1時間32分で今季3度目となったフォニーニとの一戦に勝利した。
両者は今年2月の国別対抗戦ATPカップ(オーストラリア/メルボルン、ハード)と6月のウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)3回戦で対戦。いずれもルブレフが勝利していたため、この日で3連勝を達成し通算成績を4勝5敗とした。
男子プロテニス協会のATP公式サイトにはルブレフのコメントが掲載されている。
「ファビオ(フォニーニ)との対戦はいつもタフだ。彼は非常に才能があり、どれだけ素晴らしいプレーができるかわかっている。彼は多くの偉大な選手を倒してきたから、とてもタフな試合になることはわかっていた。特に、僕は初戦で彼はすでに1回戦を戦っている。僕よりも少し余裕があるように感じたよ」
ATPマスターズ1000初制覇を狙う世界ランク7位のルブレフ。3回戦では同30位の
J・イズナー(アメリカ)と対戦する。イズナーは2回戦で第13シードの
C・ガリン(チリ)を逆転で下しての勝ち上がり。
同日には第7シードの
H・フルカチュ(ポーランド)、第8シードの
D・シュワルツマン(アルゼンチン)、第10シードの
R・バウティスタ=アグ(スペイン)らがベスト16進出を決めている。
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