男子テニスのシティ・オープン（アメリカ/ワシントンDC、ハード、ATP500）は５日、シングルス３回戦が行われ、第５シードの
Ｊ・シナー（イタリア）が第１２シードの
Ｓ・コルダ（アメリカ）を7-6 (7-3), 7-6 (7-3)のストレートで破り、大会初のベスト８進出を果たした。
＞＞錦織らシティOP対戦表＜＜＞＞錦織vsハリス 1ポイント速報＜＜１９歳のシナーはこの試合、ファーストサービスが入ったときに７２パーセントの確率でポイントを獲得。リターンゲームでは、３度のブレークに成功し、１時間５６分で勝利した。
男子プロテニス協会のATPは公式サイトでシナーのコメントを掲載しており「一緒に練習したことがないから難しい試合だった。彼（コルダ）と初の対戦だったから、お互いに初めての経験だった」と語った。
「僕らのゲームスタイルはとても似ているから自分のゲームプランに忠実に、大事な場面で良いサーブを打って、コート上で良いバランスをとろうとしていた」
シナーは今年２月のグレート・オーシャン・ロード・オープン（オーストラリア/メルボルン、ハード、ATP250）で優勝し、また3月に開催されたマイアミ・オープン（アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000）では決勝へ進出した。
準々決勝では世界ランク８１位の
Ｓ・ジョンソン（アメリカ）と対戦する。ジョンソンは３回戦で同８６位の
Ｒ・ベランキス（リトアニア）をストレートで下しての勝ち上がり。
同日の３回戦では、第１１シードの
Ｊ・ミルマン（オーストラリア）、第１４シードの
Ｌ・ハリス（南アフリカ）、世界ランク６７位の
錦織圭らが８強へ駒を進めた。一方で、第１シードの
Ｒ・ナダル（スペイン）、第２シードの
Ｆ・オジェ アリアシム（カナダ）、第７シードの
Ｃ・ノリー（イギリス）、第８シードの
Ｒ・オペルカ（アメリカ）らは３回戦で姿を消した。
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