男子テニスのハンブルグ・ヨーロピアン・オープン(ドイツ/ハンブルグ、レッドクレー、ATP500)は18日、シングルス決勝が行われ、第2シードの
P・カレノ=ブスタ(スペイン)が第6シードの
F・クライノビッチ(セルビア)を6-2, 6-4のストレートで下し、初となるATP500での優勝を飾り、今季ツアー2勝目をあげた。試合後には「信じられない気持ち」と喜びを語った。
>>錦織 五輪「出し切りたい」<<この試合、ファーストサービスが入った時に81パーセントの確率でポイントを獲得したカレノ=ブスタはブレークチャンスを1度も与えなかった。リターンゲームでは3度のブレークチャンスを逃さず全てものにし、1時間22分で勝利した。
男子プロテニス協会のATP公式サイトにはカレノ=ブスタのコメントが掲載されており「最終的にこのタイトルを獲得するために、とても頑張ったと思う。僕にとって初めてとなるATP500での優勝だ」と述べた。
「最初の試合から、とても気持ちよく過ごせた。とてもいいプレーができたと思うし、この1週間でどんどん上達した。これは非常に重要なことで、今日の決勝戦では、おそらく今大会で最高の試合をした」
今年4月のアンダルシア・オープン(スペイン/マルベーリャ、レッドクレー、ATP250)でも優勝しているカレノ=ブスタは今回の優勝でキャリア通算6勝目となり、19日発表の世界ランキングでは前回から2つ上げて11位へ浮上した。
一方、敗れたクライノビッチはキャリア初となるタイトル獲得とはならなかった。
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