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WB敗退も「本物の試合できた」

フェリックス・オジェアリアシム
準々決勝で敗れたオジェアリアシム
画像提供: ゲッティイメージズ
テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は7日、男子シングルス準々決勝が行われ、第16シードのF・オジェ アリアシム(カナダ)は第7シードのM・ベレッティーニ(イタリア)に3-6,7-5,5-7,3-6で敗れ、四大大会初のベスト4進出とはならなかった。試合後の会見では「今日は本物の試合をしているように感じた」と満足感を語った。

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20歳のオジェ アリアシムはこの日第1セットを落としたものの、第2セットではファーストサービスが入ったときに83パーセントの確率でポイントを獲得しセットカウント1-1に追いつく。しかし、第3セットでは2度のブレークチャンスを決められずにいると、ベレッティーニに唯一与えたブレークチャンスを決められセットカウント1-2と崖っぷちに。

第4セットでは第2ゲームで先にブレークを許すと、その後もブレークチャンスを握ることができずに3時間4分で力尽きた。

試合後の会見では「今日は本物の試合をしているように感じた。第3セットの終盤、ラリーでのチャンスが少なかったのは本当に残念。彼(ベレッティーニ)にはそれだけの価値があると思う。ここ数週間、彼はどれだけ安定しているかを示している。今、準決勝にいるのがふさわしいよ」とコート外でも親交の深いベレッティーニを称賛した。

「第3セットの終わりと第4セットの序盤が勝負の分かれ目だった。僕のサーブが悪かった。彼はいくつかの良いショットを打っていた。第4セットの最初、僕がこのような状態になってから彼のサーブはどんどん良くなっていった。もっとリラックスしていたんだと思う。僕は何とか戦おうと、道を見つけようとしたけど少し遅すぎた」

一方、勝利したベレッティーニは大会初の4強入り。四大大会では2019年の全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)に続き2度目のベスト4進出となった。準決勝では第14シードのH・フルカチュ(ポーランド)と対戦する。フルカチュは準々決勝で第6シードのR・フェデラー(スイス)をストレートで下しての勝ち上がり。

同日には第1シードのN・ジョコビッチ(セルビア)、第10シードのD・シャポバロフ(カナダ)がベスト4に駒を進めている。

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