テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は30日、女子シングルス1回戦が行われ、世界ランク85位の
日比野菜緒が同74位の
B・ペラ(アメリカ)との2日がかりの戦いの末に6-1,5-7,6-3のフルセットで破り、大会初の初戦突破を果たした。
>>錦織らウィンブルドン対戦表<<>>錦織 2回戦 1ポイント速報<<新型コロナウイルスの感染拡大のため2019年以来2年ぶりの開催となるウィンブルドン。この試合、日比野は序盤からショットを左右に打ち分け主導権を獲得。第4・第6ゲームでブレークを奪うと、サービスゲームではファーストサービスが入ったときに86パーセントの高い確率でポイントを取り、ブレークを許すことなく第1セットを先取した。
第2セット、日比野は第2ゲームでこの試合初のブレークを許したものの、第3ゲームではペラが2本のダブルフォルトを犯すなどでチャンスを掴みブレークバックに成功。その後は互いに1度ずつブレークを奪い合うも、第12ゲームではペラにリターンエースを決められセットカウント1-1に追いつかれる。この時点で日没による中断で30日に順延となった。
再開後、日比野は第3ゲームで先にブレークを奪うとその後も安定感のあるストロークを武器にブレークバックを許すことなく、2日がかりの熱戦を制した。
2回戦では世界ランク100位のA・サスノビッチ(ベラルーシ)と対戦する。サスノビッチは1回戦で第6シードの
S・ウィリアムズ(アメリカ)と顔を合わせたが、セリーナが第1セット途中で負傷により棄権したため2回戦に進出している。
一方、敗れたペラはウィンブルドン初の初戦突破とはならなかった。
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