テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は1日、男子シングルス1回戦が行われ、世界ランク115位の
内山靖崇は同83位の
M・チェッキナート(イタリア)に6-3,1-6,2-6,4-6の逆転で敗れて初戦敗退を喫し、四大大会初勝利とはならなかった。試合後の会見では「思っていたような展開に持っていけなかった」と語った。
>>錦織ら全仏OP対戦表<<>>錦織vsハチャノフ1ポイント速報<<この試合の第1セット、内山はクレー巧者のチェッキナートから1度ブレークを奪い先行するも、第2セット以降はチェッキナートの放つ高く跳ねるサービスや片手バックハンドのダウンザラインに苦しみ3セットを連取され力尽きた。
試合後の会見ではチェッキナートのサービス力に言及した。
「普通だとダブルスのときにサーブを打つポジションから彼はキックサーブを打って、それを跳ねさせて相手のオープンコートを作る。という鉄板のかたちがあったので、そこを自分としてはうまく中に切り込んで深く返すことで最初の攻撃を防ごうという意図はありました。ですが、まずキックサーブがかなり良いものだった、というのが思っていたような展開に持っていけず、リターンゲームでチャンスを作れなかった要因かなと思います」とコメント。
「あとは、キックサーブが良いというのが頭にあることでなかなか的を絞り切れなかったというのがあるかなと思います」
内山は四大大会通算6度目となる本戦となったが、悲願の初勝利をあげることはできなかった。
2018年の全仏オープンではベスト4進出を果たしているチェッキナートは、2回戦で第21シードの
A・デ ミノー(オーストラリア)と対戦する。デ ミノーは1回戦で世界ランク78位の
S・トラヴァグリア(イタリア)をストレートで下しての勝ち上がり。
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