テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は31日、男子シングルス1回戦が行われ、第8シードの
R・フェデラー(スイス)が予選から勝ち上がってきた世界ランク204位の
D・イストミン(ウズベキスタン)を6-2,6-4,6-3のストレートで破り、2019年以来2年ぶり16度目の初戦突破を果たした。
>>錦織ら全仏OP対戦表<<>>錦織vsハチャノフ 1ポイント速報<<この日、8本のサービスエースを放ったフェデラーはファーストサービスが入った時に80パーセントの高い確率でポイントを獲得し、イストミンに1度もブレークチャンスを与えなかった。さらにリターンゲームでは5度のブレークに成功、1時間33分で勝利した。
会見では、東京五輪について「できれば出場したい。世界中がよりよくなってくれたらと思う。自分の願いや夢は出場すること。でも自分、チーム、家族、国に対して明確にする必要がある」と語った。
39歳のフェデラーは今年3月のカタール・エクソンモービル・オープン(カタール/ドーハ、ハード、ATP250)でひざのけがから復帰し、準々決勝ではマッチポイントを握るも敗退。その後は5月のゴーネット・ジュネーブ・オープン(スイス/ジュネーブ、レッドクレー、ATP250)に出場したが初戦敗退を喫していた。
「もしかしたら、パリで何かがあるかもしれない。どうなるか見てみたい。去年手術を受けた時、目標はウィンブルドンの舞台に立つことだったから、健康でウィンブルドンへ戻れることが最も期待することの1つ。2度目の手術の時にはパンデミックが起きた」
「でも僕はまたプレーできるチャンスが持てることをうれしく思う。何と言うか、時が流れるたびに、よりよくなっていもいるし、それは前向きに捉えられることでもある。ここ1年はほぼ問題など起きていない。ゆっくり前進している。その事実を否定はできない」
「それがウィンブルドンへ向けて期待していること。観客がいなかったら、それは衝撃的なことになるだろう。少ないながらも観客がいることを信じている。今は少しでも物事がよくなっている局面にいると思っている」
2009年の全仏オープンを制しているフェデラーは、2回戦で世界ランク47位の
M・チリッチ(クロアチア)と対戦する。
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