テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)に出場する世界ランク49位の
錦織圭は28日に会見で、現在の調子と今大会の目標について「いま1番必要なのは大きな結果」と語った。
>>錦織ら全仏OP対戦表<<>>錦織 初戦1ポイント速報<<5月に行われたBNLイタリア国際(イタリア/ローマ、レッドクレー、ATP1000)では
F・フォニーニ(イタリア)を破り初戦を突破した。2回戦は相手選手の棄権のため3回戦に勝ち上がり
A・ズベレフ(ドイツ)と対戦。4-6,6-3,4-6で敗れたものの、一時はリードを奪うなどフルセットを戦い抜いた。
会見では「あの試合(ズベレフ戦)勝っていればまた何か変わっていたかもしれないですね。マドリッドでもそれなりに良かったですし、それを良い感じで繋いでローマまでいけてたので。あの試合はリードしてからちょっと自分から打たなくなったのがいま自分に足りないところだし、試合に勝っていけば自然にずっと攻めて勝ち切ることができるのかなと思います。ああいう試合がもうちょっと続いて、勝てるようになってくれば。というところにいると思うので、近づいてはいると思いますけど『もうちょっと』というのがもどかしいです」と語った。
続けて「トップ10に勝ててないというところと、トップ10以外には良いかたちで勝ててはいること。それが良いところでもあり悪いところでもあるのかなと思います」とした。
また、自信をつけるために最も必要なことは「大きな結果」と話した。
「いま1番必要なのは大きな結果。優勝だったりトップ10に勝つことだったり、そこらへんの小さい自信がもう少し重なって付いてくると、という感じです。もうちょっとという感じはするんですけど、なかなかそのもう一歩がまだ踏み出せていないのでそこのハードルを超えればという気持ちではいます」
全仏オープン初戦は予選勝者と対戦する。1回戦を突破すると、2回戦では第23シードの
K・ハチャノフと世界ランク71位の
J・ヴェセリ(チェコ)のどちらかと顔を合わせる組み合わせ。
これまでの全仏オープンで錦織は2015・2017・2019年のベスト8進出が自己最高の成績。昨年は2回戦で当時世界ランク74位の
S・トラヴァグリア(イタリア)にフルセットで敗れた。
その他の日本勢では、世界ランク60位の
西岡良仁は同75位の
JW・ツォンガ(フランス)、同114位の
内山靖崇は同104位の
M・チェッキナート(イタリア)との初戦に挑む。同112位の
ダニエル太郎は予選を突破している。
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