男子プロテニス協会のATP公式サイトは2日、マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、ATP1000)に第2シードとして臨む世界ランク3位の
D・メドベージェフのコメントを掲載した。大会初勝利を目指す第2シードの思いが語られている。
>>錦織らマドリッドOP対戦表<<>>錦織vsハチャノフ 1ポイント速報<<メドベージェフは過去2度同大会に出場したものの、いずれも初戦敗退。同じくクレーコートで競われる全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)でもいまだ勝ち星をあげることができないなどクレーコートを苦手としている。
また、3月のマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)出場後には新型コロナウイルスの陽性反応を示したため、クレーコートシーズンの序盤を欠場。今大会が今季のクレー初戦となる。
それでも、マドリッド・オープンでは第1シードの
R・ナダル(スペイン)に次ぐ第2シードとして出場。上位進出が期待されるなか、大会初勝利を目指すメドベージェフの意気込みが語られた。
「僕にとってはステップ・バイ・ステップだ。今回は初勝利をあげることが目標。このあと行われるローマ、そしてローランギャロス(全仏オープン)、マドリッドの3大会では少なくとも初戦を突破することがゴールだ」
「もちろん、トーナメントに参加するときは優勝することが1番の目標。でも、僕にとってはクレーコートはハードコートよりもタフ。調整してベストを尽くし、良いテニスを見せたいと思っている。良いテニスを見せれば、素晴らしい試合に勝つことができるはずだ」
さらにメドベージェフはマドリッドのコートがよりハードコートに近いサーフェスだと話した。マドリッドの会場は標高667mと高地にあるためボールが速くなるという。
「ここはハードコートに近いと言える。なぜなら、クレーでも高度が高く、サーブが速く出るから。試合を見ても、クレーでは少し苦戦する選手がここでは良いプレーができていることがわかるよ。それが、大会前に気持ちを楽にさせてくれる要因のひとつでもあるね」
今大会の初戦である2回戦では世界ランク世界ランク49位の
A・ダビドビッチ フォキナ(スペイン)と同85位の
PH・エルベール(フランス)のどちらかと対戦する。
「ダビドビッチはすでにクレーの大会にいくつか出ているし、スペインの選手。もし勝ち上がってきたら少しタフな戦いになるだろうね。いくつかの試合に勝って、クレーコートでの試合に勝つという感覚を身につけなければならないと思う」
今大会の第3シードは
D・ティーム(オーストリア)、第4シードは
S・チチパス(ギリシャ)、第5シードは
A・ズベレフ(ドイツ)、第6シードは
A・ルブレフ、第7シードは
D・シュワルツマン(アルゼンチン)、第8シードは
M・ベレッティーニ(イタリア)。上位8シードは1回戦免除のため2回戦から登場する。
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