男子プロテニス協会のATP公式サイトは20日、世界ランク10位の
M・ベレッティーニ(イタリア)のインタビューを掲載。Big3の現在地と若手選手の躍進について、25歳のベレッティーニの視点から語っている。
>>錦織らバルセロナOP対戦表<<>>錦織vsガリン 1ポイント速報<<今季、四大大会に次ぐグレードの「ATPマスターズ1000」では、マイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)を制した24歳の
H・フルカチュ(ポーランド)に続き、ロレックス・モンテカルロ・マスターズ(モナコ/モンテカルロ、レッドクレー、ATP1000)では22歳の
S・チチパス(ギリシャ)がマスターズ1000初制覇を成し遂げた。
ベレッティーニは自身を含めた若手世代と33歳の
N・ジョコビッチ(セルビア)、34歳の
R・ナダル(スペイン)、39歳の
R・フェデラー(スイス)のBIG3の現在地を比べて語った。
「BIG3だけが優勝しているわけではない、というのはテニス界にとっていいことだと思う。グランドスラムはまだ少し勝つのは難しいかもしれないけどね。でも今後は四大大会も何かが変わっていくと思うよ」
「最終的には何かが起こるはずだ。ロジャー・フェデラー、ラファエル・ナダル、ノヴァーク・ジョコビッチ。彼らの年齢だけがそうするのではなく、僕らの経験の部分もある。若い選手たちは本当に優秀だ。それは僕がより良くなるための助けにもなるね」
現在、世界ランクトップ10にはBIG3とベレッティーニはのほかに世界ランク2位で25歳の
D・メドベージェフ、同4位で27歳の
D・ティーム(オーストリア)、同5位のチチパス、同6位で24歳の
A・ズベレフ(ドイツ)、同7位で23歳の
A・ルブレフ、同9位で29歳の
D・シュワルツマン(アルゼンチン)がいる。
「彼らと同じレベルになるために自分がしなければならないことはわかっている。彼らは本当に高いレベルでプレーできることをすでに証明しているし、今は選手の数も増え、経験もどんどん積み重ねているんだ」
今シーズンは2月の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)に出場したものの、腹筋の負傷により大会途中に棄権していたベレッティーニ。その後の調整が遅れたものの、今週はセルビア・オープン(セルビア/ベオグラード、レッドクレー、ATP250)に第2シードとして参加する。
「けがをしていたから再び戻るのは簡単なことではないけど、自分ができる最高の結果を求めてここに来た。ベオグラードでの試合を楽しみにしているし、今は調子もいい。ここに来れて本当にうれしいよ。うまくやっていきたいと思う」
ベレッティーニはセルビア・オープンの初戦となる2回戦で世界ランク94位の
M・チェッキナート(イタリア)と対戦する。
同大会の第1シードはジョコビッチ、3シードは
A・カラツェフ、第4シードは
D・ラヨビッチ(セルビア)、第5シードは
F・クライノビッチ(セルビア)、第6シードは
M・フチョビッチ(ハンガリー)、第7シードは
J・ミルマン(オーストラリア)、第8シードは
M・キツマノビッチ(セルビア)。上位4シードは1回戦免除のため、2回戦から登場する。
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