日本男子のトッププロ、大学生、高校生が出場するジャパン・プレミアム テニストーナメント(以下JPTT)盛田正明杯(千葉/柏、吉田記念テニス研修センター)は11日、決勝で橋本総業ホールディングスが三菱電機を2-1で破り、優勝を果たした。
>>盛田正明杯、クラウドファンディングやトーナメント表はこちら<<11日に行われた準決勝と決勝の結果は以下の通り。
【準決勝】<三菱電機 2-1 早稲田大学>
シングルス第1試合:田中優之介 7-5 高畑里玖
シングルス第2試合:
高橋悠介 6-3
白石光ダブルス:矢多弘樹/
福田健司 4-6 増田健吾/ 池田朋弥
<橋本総業ホールディングス 3-0 レック興発>
シングルス第1試合:
中川直樹 6-2
鈴木貴男シングルス第2試合:
伊藤竜馬 6-0 正林知大
ダブルス:
竹内研人/ 田沼諒太 6-2
竹島駿朗/ 佐藤一平
【決勝】<橋本総業ホールディングス 2-1 三菱電機>
シングルス第1試合:
斉藤貴史 7-5 田中優之介
シングルス第2試合:伊藤竜馬 3-6 高橋悠介
ダブルス:中川直樹/ 田沼諒太 6-3 矢多弘樹/ 福田健司
またレック興発の鈴木貴男は今大会が現役ラストマッチで、この日は橋本総業ホールディングスの中川直樹と対戦。得意のサーブ・アンド・ボレーを披露するも中川の鋭いリターンに対応できずに2-6で敗れ、現役引退。大会終了後には引退セレモニーも行われた。
2020年、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止を目的として、世界中のツアー大会から国内のジュニア大会まで、あらゆるテニストーナメントの中止が相次ぐ中、12月に予定されていたテニスの実業団日本一を決める大会、第35回テニス日本リーグも中止に。
日本リーグの中止は、国内企業と選手契約をして日本リーグをはじめとした国内大会への出場や勝利によって報酬を得ているテニスプレーヤーの収入の減少を招き、活動資金が減ることで海外のツアー大会への参戦が困難になる負のスパイラルへとつながる。
10日と11日の2日間にわたって開催された今大会は、日本リーグに出場予定だった選手らへ出場機会を提供すると同時に、大学日本一を争う全日本大学対抗テニス王座決定試合、高校日本一を決める全国高等学校総合体育大会(インターハイ)等の中止により、出場機会を失った学生プレーヤーと日本のトッププロが同じ舞台に立つことができる大会を設けることで、前代未聞となる世代を超えた団体戦を実現した。
コロナ禍において、国内で活動するテニス選手の救済の場をつくること、そしてテニスというソーシャルディスタンスを保ちながらプレーすることができる競技の普及に寄与する同大会の開催主旨に、日本テニス協会名誉顧問であり、主宰する「公益財団法人盛田正明テニスファンド」を通じてジュニアテニスプレーヤーの活動支援を行っている盛田正明氏が賛同し、大会名に同氏の名が冠されることとなった。
■男子出場予定チーム(全10チーム)【日本リーグ出場チーム】
橋本総業ホールディングス、三菱電機、伊予銀行、レック興発、MS&AD 三井住友海上
【選抜チーム】
全日本男子プロテニス選手会
【大学】
早稲田大学、慶應義塾大学
【高校】
相生学院高等学校、柳川高等学校
■開催概要日程:2021年4月10日、11日
会場:TTC吉田記念テニス研修センター(千葉県柏市)
サーフェス:ハードコート
試合方式:シングルス2試合+ダブルス1試合による団体戦(1セットマッチ)、トーナメント形式
大会使用球:ヨネックス
映像配信:「GAORA YouTube」、「Cisco Webex」により生成した映像による専用YouTubeチャンネルでライブ配信予定
主催:橋本総業ホールディングス、Cube8株式会社
また4月10日、11日の両日とも新型コロナウイルス感染症予防対策として「無観客」で開催され、試合の模様は「GAORA YouTube」および、「Cisco Webex」により生成した映像による専用YouTubeチャンネルでのライブ配信を行われた。
10日のコート1
>>https://www.youtube.com/watch?v=oCYvaxHI1dA<<10日のコート2
>>https://www.youtube.com/watch?v=NINEbFyAuP0<<11日のコート1
>>https://www.youtube.com/watch?v=diCHNMM9Y9k<<12日のコート2
>>https://www.youtube.com/watch?v=T6Y8yxvlT58<<■大会関連リンク>>公式サイトはこちら<<>>公式Twitterはこちら<<>>公式Facebookはこちら<<>>公式Instagramはこちら<<■おすすめコンテンツ
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