テニスの全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)は9日、女子シングルス1回戦が行われ、第12シードの
V・アザレンカ(ベラルーシ)は世界ランク61位の
J・ペグラ(アメリカ)に5-7,4-6のストレートで敗れ、2016年以来5年ぶり11度目の初戦突破とはならなかった。試合後の会見では「失望している」と悲しみを語った。
>>大坂vsガルシア 1ポイント速報<<>>ジョコ、ナダルら全豪OP対戦表<<2012・2013年の全豪オープンを制しているアザレンカはこの日、7本のダブルフォルトを犯すなどペグラに4度のブレークを許し、1時間39分で力尽きた。
試合後の会見でアザレンカは「ベストを尽くすことができず、がっかりしている。 すぐに全豪オープンを去るのも残念だけど、それはそれで仕方がない」と話した。
アザレンカは第2セット途中、熱中症に似たような症状が発生。息切れが激しくなり、呼吸器を使うため2度メディカル・タイム・アウトを取った。
このことについて記者から体調不良だったのかと問われると「なぜか選手の体調について聞かれることが多いと思うけど、それはインターネット上でみんなが話したり、判断したりできるようになっているからだと思う。選手がそのことを話したくないのであれば、話しても構わないけど、そのような習慣は変えるべきだと思う」と語り、多くは明かさなかった。
「準備が大変だったのは確かにそう。それがプレーに影響を与えているかどうかはみんな疑問だと思う。厳しい検疫を終えて、うまく適応できている人は『影響はないかもしれない』と言うはず。そして早期敗退した人は影響があると言う。『それが最善の準備だった』とは言えない」
「私は、自分ができることを知っていたのにそれを実行することができなかったことに失望しているの。できる限りのことをしてきたつもりだが、残念ながらそれがうまくいかなかった」
「個人的には新鮮な空気を吸えなかったことが1番の影響だと思う。 それは本当に打撃を受けた。そして2週間の隔離期間を経て、試合をプレーするのにどのように準備したらいいのかわからないということでもある」
勝利したペグラは2回戦で世界ランク112位の
S・ストーサー(オーストラリア)と同218位のD・アイアヴァ(オーストラリア)のどちらかと対戦する。
同日には第4シードの
S・ケニン(アメリカ)、第5シードの
E・スイトリナ(ウクライナ)、第11シードの
B・ベンチッチ(スイス)、第14シードの
G・ムグルサ(スペイン)らが2回戦へ駒を進めている。
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