男子テニスのロレックス・パリ・マスターズ(フランス/パリ、室内ハード、ATP1000)は4日、シングルス2回戦が行われ、第6シードの
D・シュワルツマン(アルゼンチン)が世界ランク56位の
R・ガスケ(フランス)を7-5, 6-3のストレートで破り、2018年以来2年ぶり2度目の3回戦進出を決めた。
>>テニスのMUSIC VIDEO『銀河特急』【Full ver.】<<上位8シードは1回戦免除のためこの試合が初戦となったシュワルツマンは、6本のサービスエースを決めるなどファーストサービスが入ったときに84パーセントの高い確率でポイントを獲得。過去3戦全敗と相性の悪いガスケに1度ブレークを許したものの、自身はそれを上回る3度のブレークに成功し、1時間24分で勝利した。
28歳のシュワルツマンはこの日の勝利で最終戦のNitto ATPファイナルズ(イギリス/ロンドン、室内ハード)初出場に一歩前進。今大会で準決勝に駒を進めれば自力での出場権獲得となる。
男子プロテニス協会のATP公式サイトにはシュワルツマンのコメントが掲載されている。
「(最終戦出場の)チャンスがまだ手の中にあるから気分は最高だよ。自分のベストを尽くそうとしているし、今週は本当に良い気分なんだ。とてもいいテニスができている。だからロンドンにも行きたいと思っているし、期待もしているよ」
一方、敗れた34歳のガスケはシュワルツマンについて「僕はベストを尽くした。彼(シュワルツマン)はリズムがいいし、ベースラインからのショットがとても良かったんだ。全くミスをしなかったね。それに彼のプレーは速い。僕にとってタフな相手だったよ。特に第1セットを失ったのはとても厳しかったけど、ベストを尽くすことができた」と語っている。
「ATPマスターズ1000」初制覇を狙うシュワルツマンは、ベスト8進出をかけて、3回戦で世界ランク63位の
A・ダビドビッチ フォキナ(スペイン)と対戦する。予選から勝ち上がりのダビドビッチ フォキナはワイルドカード(主催者推薦)で出場した世界ランク180位の
B・ボンズィ(フランス)(フランス)をストレートで下して2回戦を突破している。
同日には第1シードの
R・ナダル(スペイン)、第3シードのD・メドヴェデフ、第4シードの
A・ズベレフ(ドイツ)、第5シードの
A・ルブレフ(ロシア)、第10シードの
M・ラオニッチ(カナダ)らが3回戦へ駒を進めている。
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