テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は28日、男子シングルス1回戦が行われ、世界ランク52位の
西岡良仁が第19シードの
F・オジェ アリアシム(カナダ)を7-5, 6-3, 6-3のストレートで破り、2年連続2度目の初戦突破を果たした。
>>錦織vsトラヴァグリア 1ポイント速報<<>>錦織ら全仏OP対戦表<<この日、西岡は20歳のオジェ アリアシムに先にブレークを許したが、その後2度のブレークに成功して第1セットを先取。第2セットはオジェ アリアシムの強打に対して鉄壁の守備でミスを誘い出し、第6ゲームから4ゲームを連取して勝利へ王手をかける。
第3セットも流れは西岡に傾き、ミスを連発するオジェ アリアシムを翻弄し、ゲームカウント5−1とリード。第7ゲームはブレークバックを許したが第9ゲームをサービスキープし、2時間を超える熱戦を制した。
2回戦では、世界ランク204位のM・ジャンビエ(フランス)と同239位の
H・ガストン(フランス)(フランス)の勝者と対戦する。
今年の全仏オープンは新型コロナウイルスの影響で開催時期が5月から9月へ延期。さらに観客動員数が1,000人に削減、使用球の変更、予選は無観客で開催、定期的なPCR検査を受けるなど、これまでとは異なる状況で行われている。
その他の日本勢では、世界ランク35位の
錦織圭が第32シードの
D・エヴァンス(イギリス)をフルセットで下し、2回戦へ進出した。
世界ランク94位の
杉田祐一は第28シードの
C・ルード(ノルウェー)、同95位の
内山靖崇は同87位の
A・バラズ(ハンガリー)と1回戦で顔を合わせる。
今大会の第1シードは
N・ジョコビッチ(セルビア)、第2シードは
R・ナダル(スペイン)、第3シードは
D・ティーム(オーストリア)、第4シードはD・メドヴェデフ、第5シードは
S・チチパス(ギリシャ)、第6シードは
A・ズベレフ(ドイツ)、第7シードは
M・ベレッティーニ(イタリア)、第8シードは
G・モンフィス(フランス)。
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