テニスの全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)は27日、男子シングルス4回戦が行われ、第23シードの
N・キリオス(オーストラリア)は第1シードの
R・ナダル(スペイン)に3-6, 6-3, 6-7 (6-8), 6-7 (4-7)で敗れ、2015年以来5年ぶり2度目のベスト8進出とはならなかった。
>>ナダルvsティーム 1ポイント速報<<>>ナダル、フェデラーら全豪OP対戦表<<地元紙「Herald Sun」は29日にこの同試合を取り上げ「
J・マッケンロー(アメリカ)と
M・ビランデル(スウェーデン)は『もしキリオスが気持ちをコントロールできたら、これからもエリート選手としての立ち位置を守り切れるだろう』と予測」と掲載した。
マッケンローは「あのようなキリオスの試合を観たことがなかった。彼がこのように戦い続けると、今年の終わりにはトップ10に入ってくるだろう。このまま続けられることを祈ろう」と語った。
ビランデルは「今までのナダルとキリオスの関係については忘れることができるだろう。彼らの間には尊敬が存在している。ナダルは試合後に素晴らしい言葉をキリオスにおくっている。もし彼がこのポジティブな態度を貫けるのであれば、彼はツアーで最も才能のある選手の1人」と語った。
「キリオスがこれを真摯に受け止めて、何をすべきかを分かってくれるよう願う」
キリオスは「僕は5年前より進化している。ポジティブな状態を保ちたい。テニス選手として成長できた気がする。森林火災への手助けも含め、この方向へ進んでいきたい」と胸の内を明かした。
一方のナダルは準々決勝で第5シードの
D・ティーム(オーストリア)と対戦する。ティームは4回戦で第10シードの
G・モンフィス(フランス)をストレートで下しての勝ち上がり。
「全豪オープンテニス」
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【放送予定】
1月20日(月)~2月2日(日)WOWOWにて連日生中継[大会第1・2日無料放送
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