男子テニス協会ATPの公式サイトは26日、ATPワールド・ツアー・アワード2019の各賞のノミネートを発表し、世界ランク21位の
F・オジェ アリアシム(カナダ)、同54位の
C・ルード(ノルウェー)、同59位の
M・キツマノビッチ(セルビア)、同74位の
M・イメル(スウェーデン)、同78位の
J・シナー(イタリア)、同83位の
C・ムーテ(フランス)、同87位の
A・ダビドビッチ フォキナ(スペイン)、同97位の
A・ポピリン(オーストラリア)がニューカマー・オブ・ザ・イヤーの候補となった。
同賞のノミネートは今シーズン初めて世界ランキングトップ100に入った選手を対象としている。
19歳のオジェ アリアシムは今季、2月のリオ・オープン(ブラジル/リオデジャネイロ、レッドクレー、ATP500)と5月のリヨン・オープン(フランス/リヨン、レッドクレー、ATP250)で準優勝。3月のマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)では予選から出場しベスト4進出を果たした。
20歳のルードは5月の全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)で四大大会初の3回戦に進出。同月のBNLイタリア国際(イタリア/ローマ、レッドクレー、ATP1000)では予選を勝ち抜き3回戦入りした。
3人目の候補は今年6月のターキッシュ・エアラインズ・オープン・アンタルヤ(トルコ/アンタルヤ、芝、ATP250)でツアー初の準優勝を果たした20歳のキツマノビッチ。今季は四大大会で初勝利をあげ、11月の21歳以下最終戦ネクスト・ジェネレーションATPファイナルズ(イタリア/ミラノ、室内ハード)では4強に進出した。
21歳のイメルは今年四大大会の本戦に初出場を果たし、全仏オープンでは初勝利。チャレンジャー大会では4つのタイトルを獲得するなど安定した活躍を見せた。
18歳のシナーも今季2度チャレンジャー大会を制し躍進。初出場となったネクスト・ジェネレーションATPファイナルズでは
F・ティアフォー(アメリカ)、
A・デ ミノー(オーストラリア)らを破り、トロフィーを掲げた。
20歳のムーテは今季、全仏オープンで四大大会初の3回戦に進出。自身にとって最終戦となったロレックス・パリ・マスターズ(フランス/パリ、室内ハード、ATP1000)では予選を勝ち抜き2回戦に駒を進めた。
20歳のダビドビッチ フォキナも今シーズンは2度のチャレンジャー大会を制覇。5月のミレニアム・エストリル・オープン(ポルトガル/エストリル、レッドクレー、ATP250)では
T・フリッツ(アメリカ)、
G・モンフィス(フランス)らを破り4強へ駒を進めている。
候補者の最後は20歳のポピリン。1月全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)では
D・ティーム(オーストリア)を地元で破り3回戦に進出した。また、ウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)では予選を勝ち抜き本戦入りし、2回戦入りを果たした。
昨年のニューカマー・オブ・ザ・イヤーはデ ミノーが受賞。2008年には
錦織圭も同賞を手にしている。
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