男子テニス協会ATPの公式サイトは26日、ATPワールド・ツアー・アワード2019の各賞のノミネートを発表し、世界ランク126位の
A・マレー(イギリス)、同29位の
JW・ツォンガ(フランス)ら4名がカムバック・プレーヤー・オブ・ザ・イヤーの候補となった。
32歳のマレーは今季、1月の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)後に股関節の手術を敢行。約5カ月のリハビリを経てフィーバー・ツリー・チャンピオンシップス(イギリス/ロンドン 、芝、ATP500)のダブルスで実戦復帰を果たすと、同大会で優勝を果たした。
その後はシングルスでツアーに参加し、10月のヨーロピアン・オープン(ベルギー/アントワープ、室内ハード、ATP250)では
S・ワウリンカ(スイス)を破り、2017年3月のドバイ・デューティ・フリー・テニス選手権(アラブ首長国連邦/ドバイ、ハード、ATP500)以来約2年7カ月ぶりにシングルスタイトルを獲得した。
カムバック・プレーヤー・オブ・ザ・イヤーの候補者は以下の通り。
A・マレー
JW・ツォンガ
A・ルブレフ(ロシア)S・ワウリンカ
昨年の同賞は肘の負傷から復帰した世界ランク2位の
N・ジョコビッチ(セルビア)が受賞している。
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