男子テニスの21歳以下最終戦ネクスト・ジェネレーションATPファイナルズ(イタリア/ミラノ、室内ハード)は8日、シングルス準決勝が行われ、第8シードの
J・シナー(イタリア)が第5シードの
M・キツマノビッチ(セルビア)を2-4, 4-1, 4-2, 4-2の逆転で破り、初の決勝進出を果たした。
>>ナダルら最終戦の組み合わせ表<<18歳のシナ―はこの日、24本のウィナーを放ちファーストサービスが入ったときには75パーセントの確率でポイントを獲得する。第1セットを先取されるもその後はキツマノビッチに1度もブレークを許すことなく1時間15分で勝利した。
男子プロテニス協会のATPは公式サイトで、シナーのコメントを掲載している。
「信じられない。最初は感覚がよくなく、キツマノビッチがとても攻撃的でいいプレーをしていた。だから逆転できて今までに感じたことがないくらい幸せ」
決勝では第1シードの
A・デ ミノー(オーストラリア)と優勝を争う。デ ミノーは準決勝で、第2シードの
F・ティアフォー(アメリカ)を下しての勝ち上がり。
シナーは「デ ミノーは今季素晴らしいシーズンを過ごした。3勝をあげている。だから僕も全力で挑むよ」と決勝へ意気込んだ。
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