男子テニスの21歳以下最終戦ネクスト・ジェネレーションATPファイナルズ(イタリア/ミラノ、室内ハード)は7日、グループAの第3戦が行われ、第5シードの
M・キツマノビッチ(セルビア)が第7シードの
A・ダビドビッチ フォキナ(スペイン)を4-1, 4-1, 4-3 (8-6)のストレートで破り、決勝トーナメント進出を果たした。
>>ナダルら最終戦の組み合わせ表<<今シーズン、キツマノビッチはBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)で予選敗退となったが、ラッキールーザーで本戦入りし、ベスト8へ進出。その後はターキッシュ・エアラインズ・オープン・アンタルヤ(トルコ/アンタルヤ、芝、ATP250)で準優勝、W&Sオープン(アメリカ/シンシナティ、ハード、ATP1000)では
A・ズベレフ(ドイツ)らを下して16強入りする活躍を見せていた。
この日は、わずか58分でダビドビッチ フォキナを振り切った。男子プロテニス協会のATP公式サイトには、キツマノビッチのコメントが掲載されており「昨日より落ち着いてプレーできた。安定してプレーできたのがよかった。相手(ダビドビッチ フォキナ)よりも大きな大会の経験が少し多いから、それが大きな助けになった」と振り返った。
準決勝でキツマノビッチは、第8シードの
J・シナー(イタリア)と対戦する。
「彼(シナー)との試合は厳しいものになる。ベストを尽くすだけ」
もう一方の準決勝は、第1シードの
A・デ ミノー(オーストラリア)と第2シードの
F・ティアフォー(アメリカ)が決勝進出を争う。
今年で3度目の開催となるネクスト・ジェネレーションATPファイナルズは1月からレギュラー・シーズンが終わるまでに獲得したポイントで争う「RACE TO MILAN」の上位7選手と主催者推薦枠1名の8選手が出場する。
8選手は、4選手ずつのA・Bグループの2グループに分かれて総当り戦を行い、各グループの上位2名が決勝トーナメントに進出。
試合方式は、ノーアドバンテージで4ゲーム先取(3-3でタイブレーク)の5セットマッチ。
予選ラウンドロビンの組み合わせは以下の通り。
※()内はシード
【グループA】(1)A・デ ミノー 3勝0敗
(4)
C・ルード(ノルウェー) 1勝2敗
(5)M・キツマノビッチ 2勝1敗
(7)A・ダビドビッチ フォキナ 0勝3敗
【グループB】(2)F・ティアフォー 2勝1敗
(3)
U・アンベール(フランス) 1勝2敗
(6)
M・イメル(スウェーデン) 1勝2敗
(8)J・シナー 2勝1敗
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