大坂なおみ辛勝「緊張した」

テニスの全米オープン（アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム）は２７日、女子シングルス１回戦が行われ、第１シードの大坂なおみが世界ランク８４位のＡ・ブリンコワ（ロシア）を6-4, 6-7 (5-7), 6-2のフルセットで破り、辛くも４年連続の初戦突破を果たした。２連覇へ前進した大坂は試合後の会見で「緊張した。試合中は、ずっと感じていた」と明かした。

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＞＞大坂vsリネッタ 1ポイント速報＜＜

この日、大坂は序盤からブリンコワの強打に苦戦。逆転で第１セットを先取するも、第２セットではマッチポイントを逃してタイブレークの末にセットカウント１－１に追いつかれる。

その後、ファイナルセットで再び息を吹き返した大坂が第４ゲームでウィナーを決めるなどでブレークに成功。第８ゲームもブリンコワのサービスゲームを破り、２時間２８分におよんだ激闘を制した。

「私にとっては全く新しい感覚だった。こんな気持ちでグランドスラムに臨んだことがなかった。インディアンウィルズでも同じような感じだったけど、あの時とは完全に緊張の度合いが違った。終えることができて、とてもうれしい」

「緊張は、まだなくなっていない。これは少し変なことで、いつもは最初の数ゲームだけで（緊張が）なくなるもの。まだ残っている」

「試合中は、すごくいい時と悪い時があった。全体を通して、いい状態をもっと保つように学ばなければならないと思う。今日はいいプレーができると期待していなかった。タフになると思っていた」

２回戦では、世界ランク５３位のＭ・リネッタ（ポーランド）と対戦する。リネッタは１回戦で同９４位のA・シャルマ（オーストラリア）をストレートで下しての勝ち上がり。

「全米オープンテニス」
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