男子テニスのW&Sオープン(アメリカ/シンシナティ、ハード、ATP1000)は14日、シングルス2回戦が行われ、世界ランク77位の
西岡良仁が同5位で第6シードの
錦織圭を7-6 (7-2), 6-4のストレートで破り、ベスト16進出を果たした。
>>西岡らW&Sオープン対戦表<<>>西岡vsデミノー 1ポイント速報<<予選から勝ち上がってきた西岡は終始高い集中を保って主導権を握り、1時間39分で日本人対決を制した。
男子プロテニス協会のATP公式サイトには、トップ10の選手に初勝利した西岡のコメントが掲載されており「みんなが何を言っているのか見たいから、明日の朝のニュースをチェックする。僕にたくさんのスポットライトが当たっているといいな。日本のテニスは錦織圭と
大坂なおみだけが有名で、それを変えたい。今日の試合で、ファンたちが僕を見てくれていることを願う」と語った。
「彼(錦織)は日本テニス界のヒーローだから、一緒にプレーすることをとても楽しみにしていた。昨日は眠れなかった。僕がジュニアの頃に彼を見て、多くを学んだ。自分のヒーローに全力を尽くそうと努めた」
「今日は勝ててとても幸せだけど、1番うれしいのは彼と試合ができたこと。僕らは何度も一緒に練習している。彼と練習する時は、いつも緊張していた。でも今日はもっと緊張した」
昨年9月の深セン・オープン(中国/深セン、ハード、ATP250)で日本男子史上5人目のツアー優勝を成し遂げた西岡は、3回戦で世界ランク38位の
A・デ ミノー(オーストラリア)と対戦する。デ ミノーは2回戦で同42位の
R・オペルカ(アメリカ)をストレートで下しての勝ち上がり。
23歳の西岡は「今の感覚は、とてもいい。いけるところまでいけるチャンスがある。もっとランキングを上げたい。体は少し疲れているけど、そんなことを言っている場合ではない。これからも全力を尽くすよ」と意気込んでいる。
「男子テニスATPツアー マスターズ1000 シンシナティ」
【大会期間】
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