男子テニスのシティ・オープン(アメリカ/ワシントンDC、ハード、ATP500)は1日、シングルス3回戦が行われ、世界ランク52位の
N・キリオス(オーストラリア)が同77位の
西岡良仁を6-2, 7-5のストレートで破り、同大会初のベスト8進出を果たした。
元世界ランク13位のキリオスは、この日アンダーサービスのフェイントをかけるなどで場内を沸かせると、ファーストサービスが入った時に85パーセントの高い確率でポイントを獲得。1時間15分で勝利した。
男子プロテニス協会のATPは公式サイトでキリオスのコメントを掲載しており「僕は絶好調だった。レベルを上げてコートに戻ってきた西岡を見れるのは素晴らしいこと。彼は信じられないアスリートだ。これからもっと彼と試合することになるだろうけど、あまり楽しみではないよ」と冗談を交えて西岡を称えた。
「精神面の上達を図るために複数人とトレーニングしているんだ。試合に勝てているし、その成果が垣間見えているよ」
キリオスは準々決勝で、世界ランク137位の
N・ゴンボス(スロバキア)と初のベスト4進出をかけて対戦する。ゴンボスは3回戦で同61位の
M・キツマノビッチ(セルビア)を逆転で下しての勝ち上がり。
同日には第1シードの
S・チチパス(ギリシャ)、第3シードの
D・メドヴェデフ(ロシア)、第6シードの
M・チリッチ(クロアチア)、第10シードの
B・ペール(フランス)、第13シードの
K・エドモンド(イギリス)らが8強へ駒を進めた。
「男子テニスATPツアー500 ワシントンD.C.」
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