男子テニスの成都チャレンジャー・インターナショナル(中国/成都、ハード、ATPチャンレンジャー)は30日、シングルス2回戦が行われ、第2シードの
チョン・ヒョン(韓国)が
竹内研人を6-3, 6-2のストレートで下し、復帰戦を白星で飾った。
チョンは今年2月のABNアムロ世界テニス・トーナメント(オランダ/ロッテルダム、室内ハード、ATP500)1回戦以降、けがでツアーから離れていたが、この日ファーストサービスが入った時に88パーセントの高い確率でポイントを獲得。1時間13分で勝利した。
男子プロテニス協会のATP公式サイトにはチョンのコメントが掲載されており「戻ってこられて、とても幸せ。背中のけががあり、多くの大会の出場を見送ってきた。今はコートに入れるだけでうれしい」と語った。
「たくさんの大会やグランドスラムを欠場してトップ100位からも落ちた。今は背中の状態がいいから戻ってきた。準備はできている。2月から練習とリハビリをやってきて、この素晴らしい場所に戻れて満足している」
23歳のチョン・ヒョンは、2017年の21歳以下最終戦 ネクスト・ジェネレーションATPファイナルズ(イタリア/ミラン、室内ハード)で優勝し、昨年の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)ではベスト4へ進出。さらに世界ランク19位へ上り詰めた。
「この状況は求めていたものではなかったから、とてもストレスだった。(けがを負う前は)いいプレーもできていたから。でも僕は、いつも前向きでいることを心掛けている。なぜこんなにけがをしているのか分からないけど、集中し続けていきたい」
3回戦では、第14シードの
ウー・ディ(中国)と顔を合わせる。ウー・ディは2回戦でワン・チュチャン(中国)をストレートで下しての勝ち上がり。
同日の1回戦では、第3シードの
伊藤竜馬が世界ランク378位の
越智真をストレートで下している。
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