テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は3日、男子シングルス4回戦が行われ、第7シードの
錦織圭が世界ランク38位の
B・ペール(フランス)との2日がかりの死闘を6-2, 6-7 (8-10), 6-2, 6-7 (8-10), 7-5のフルセットで制し、2017年以来2年ぶり3度目のベスト8進出を果たした。
>>錦織vsナダル 1ポイント速報<<>>錦織ら全仏OP対戦表<<この試合は前日に行われたが、錦織からセットカウント2-1の時点で日没順延となっていた。
再開後、第3ゲームで錦織は序盤からペールの攻撃的なリターンに攻められてブレークされる。その後も錦織が放ったストロークが際どい判定の末にアウトになるなど劣勢が続く。
息を吹き返した錦織はタイブレークへ持ち込むもセットカウント2-2に追いつかれる。
ファイナルセットはゲームカウント1-4とリードを許し、第9ゲームではペールのサービング・フォー・ザ・マッチを迎える。この絶体絶命の状況から強烈なリターンを決めるなどで4ゲーム連取の猛攻を見せ、勝利を手にした。
準々決勝では、第2シードの
R・ナダル(スペイン)と対戦する。ナダルは世界ランク78位の
J・ロンデロ(アルゼンチン)を下しての勝ち上がり。
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