男子テニスのロレックス・モンテカルロ・マスターズ(モナコ/モンテカルロ、レッドクレー、ATP1000)は19日、シングルス準々決勝が行われ、第2シードの
R・ナダル(スペイン)が世界ランク35位
G・ペラ(アルゼンチン)を7-6 (7-1), 6-3のストレートで破り、5年連続14度目のベスト4進出を果たした。
>>ナダルらモンテカルロ対戦表<<ナダルはゲームカウント1-4とペラにリードを許したが、タイブレークの末に第1セットを先取。第2セットは強烈なカウンターショットを決めるなどでゲームカウント5-1と勝利へ王手をかけたが、粘るペラに苦戦。2ゲームを連取されるも、第9ゲームをサービスキープし、2時間20分の熱戦を制した。
男子プロテニス協会のATP公式サイトにはナダルのコメントが掲載されており「肉体的も精神的にも、とてもタフな第1セットだった」と振り返っている。
4連覇と12度目の優勝を狙う32歳のナダルは、準決勝で第13シードの
F・フォニーニ(イタリア)と対戦する。フォニーニは準決勝で第9シードの
B・チョリッチ(クロアチア)を逆転で下しての勝ち上がり。
同日には第10シードの
D・メドヴェデフ(ロシア)が第1シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)、世界ランク48位のD・ラヨビッチが同96位の
L・ソネゴ(イタリア)を破り4強へ駒を進めている。
一方、敗れた28歳のペラは「ATPマスターズ1000」初のベスト4へ進むことはできなかった。
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