男子テニスのマイアミ・オープン（アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000）は２６日、シングルス４回戦が行われ、第２０シードのＤ・シャポバロフ（カナダ）が第８シードのＳ・チチパス（ギリシャ）を4-6, 6-3, 7-6 (7-3)の逆転で破り、大会初のベスト８進出を果たした。

＞＞マイアミOP対戦表＜＜

雨天での中断があったため開始が現地時間２３時３０分となったこの試合、シャポバロフはブレークチャンスを握ることができずに第１セットを落とす。それでも、第２セットでは第２・６ゲームでブレークに成功し、セットカウント１－１に追いつく。

迎えたファイナルセット、互いにサービスキープが続きタイブレークに突入。最後は強烈なフォアハンドを決めたシャポバロフが２時間１４分で振り切った。

１９歳のシャポバロフは４強入りをかけて、準々決勝で第２８シードのＦ・ティアフォー（アメリカ）と対戦する。２１歳のティアフォーは４回戦で第１８シードのＤ・ゴファン（ベルギー）をストレートで破り、「ATPマスターズ1000」初のベスト８進出を決めた。

一方、２０歳のチチパスは大会初の８強入りとはならなかった。

同日行われた４回戦では、第６シードのＫ・アンダーソン（南アフリカ）、第１１シードのＢ・チョリッチ（クロアチア）、世界ランク５７位のＦ・オジェ アリアシム（カナダ）らが８強へ駒を進めた。第１シードのＮ・ジョコビッチ（セルビア）は第２２シードのＲ・バウティスタ=アグ（スペイン）に逆転で敗れて姿を消している。

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