男子テニスのアビエルト・メキシコ・テルセル(メキシコ/アカプルコ、ハード、ATP500)は27日、シングルス2回戦が行われ、世界ランク72位の
N・キリオス(オーストラリア)が第1シードの
R・ナダル(スペイン)を3-6, 7-6 (7-2), 7-6 (8-6)の逆転で破り、2017年以来2年ぶり2度目のベスト8進出を果たした。
>>キリオスvsワウリンカ 1ポイント速報<<この試合、セットカウント1-1で迎えたファイナルセットのタイブレーク、キリオスは3-6とナダルにマッチポイントを握られる。しかし、この3本のマッチポイントを凌いで3時間3分の激闘を制し、8強入りを決めた。
男子テニス協会ATPの公式サイトでキリオスは「本当に大きい。第1シードに対してこのようなパフォーマンスを見せることができたのは非常に特別なこと。今日僕がプレーしたテニスのレベルは、体にとって良いテストで、大きな自信の向上になった」と語った。
4強入りをかけて、キリオスは世界ランク42位の
S・ワウリンカ(スイス)と対戦する。両者は6度目の顔合わせでワウリンカの3勝2敗。
ワウリンカについては「とてもタフになるだろう。彼はグランドスラムを複数制している、試合の勝ち方が分かっているチャンピオン。そして再び調子を上げてきている。彼の片手バックハンドは史上最高のものの1つ。素晴らしい相手」と話した。
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