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女子テニスのドバイ・デューティフリー・テニス選手権（アラブ首長国連邦/ドバイ、ハード、プレミア）は１９日、シングルス２回戦が行われ、世界ランク６７位のＫ・ムラデノヴィックが第１シードの大坂なおみを6-3, 6-3のストレートで破る大金星をあげ、３回戦進出を果たした。

＞＞ドバイ対戦表＜＜

ムラデノヴィックは序盤からミスを連発する大坂を圧倒。マッチポイントではバックハンドのダウン・ザ・ラインを決めて、四大大会２勝を誇る世界ランク１位の大坂を１時間６分で振り切った。

昨年のドバイ・デューティフリー・テニス選手権で大坂に苦杯を喫していたムラデノヴィックは雪辱を果たした。

女子プロテニス協会のWTA公式サイトにはムラデノヴィックのコメントが掲載されており、「去年の試合を思い出している感じだった。あの時の彼女（大坂）はまだグランドスラムを２度優勝していなかったけど、その後にインディアンウェルズで優勝した。彼女はすでにすごい才能の持ち主で、大きな可能性を秘めていて、いい状態にいると感じていた」と語った。

「今日はサービスをより落ち着いて打とうと努めた。何度もブレークされたのは分かっているけど、それは彼女（大坂）がよかったから。彼女は私のセカンドサービスを驚くほど攻撃していた」

「去年と比べると、少しは彼女に力を入れさせることができた。テニスは明らかに統計として出てくる。ウィナーの数やミスの数。今日は去年よりよかったから、それはうれしく思っている」

ムラデノヴィックは３回戦で、世界ランク２６位のＣ・スアレス・ナバロ（スペイン）と対戦する。スアレス・ナバロは２回戦で同３９位のザン・シュアイ（中国）をストレートで下しての勝ち上がり。

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