男子テニスのABNアムロ世界テニス・トーナメント(オランダ/ロッテルダム、室内ハード、ATP500)は16日、シングルス準決勝が行われ、第1シードの
錦織圭は世界ランク68位の
S・ワウリンカ(スイス)に2-6, 6-4, 4-6のフルセットで敗れ、今季2度目の決勝進出とはならなかった。
>>大坂らドバイ対戦表<<>>大坂 初戦1ポイント速報<<錦織は序盤から四大大会3勝を誇るワウリンカの強打に苦しみ、第2ゲームでパッシングショットを決められてブレークを許す。第4ゲームではネットプレーで攻撃的な姿勢を見せたがミスを重ねて再びブレークされると、第7・第8ゲームも連取されて第1セットを落とす。
第2セットはファーストサービスが入った時のポイント獲得率を60パーセント台に上げた錦織はゲームカウント4-0とリードする好スタートを切ると勢いに乗り、セットカウント1-1に追いつく。
ファイナルセットは両者互角の打ち合いから、第10ゲームでブレークを許して準決勝で力尽きた。
一方、勝利したワウリンカは、決勝で世界ランク33位の
G・モンフィス(フランス)と対戦する。モンフィスは準決勝で第5シードの
D・メドヴェデフ(ロシア)を逆転で下しての勝ち上がり。
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