テニスの全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)は大会初日の27日、女子シングルス1回戦が行われ、世界ランク1位で第1シードの
S・ハレプ(ルーマニア)が同44位の
K・カネピ(エストニア)に2-6, 4-6のストレートで敗れ、波乱の幕開けとなった。全米オープンで女子シングルスの第1シードが初戦で敗れるのは史上初。
>>錦織vsマーテラー 1ポイント速報<<>>錦織ら全米OP対戦表<<>>西岡vsフェデラー 1ポイント速報<<>>大坂ら全米OP対戦表<<この日、序盤から元世界ランク15位のカネピの強打に押された女王のハレプは得意のラリー戦で主導権を握ることができなかった。第2セットではラケットを叩きつけ、不満を爆発させた。
1時間16分で敗れたハレプは、試合後の会見で「今日は負けてしまった。いいテニスができなかったけど、彼女(カネピ)は素晴らしいプレーをしていた。彼女がここでいいプレーをするのは分かっていた。去年はベスト8までいっていた。今日はバランスが掴めなかった。いいテニスができなかっただけ」と肩を落とした。
続けてハレプは、勝者のカネピに脱帽していた。
「(カネピは)とても強かった。最初の数ゲームからタフだった。何も恐れることはないプレーをしてくるとは思っていたし、とても強くボールを打っていた。今日の試合について、あまり言うことはない。ただ、ボールをうまく感じられなかった。でも同時に、彼女は本当に強いプレーをしていたし、押されてしまった。だからタフな試合になった」
「彼女はとても強い選手だから、いい結果を出すチャンスはあると思う。彼女とは2度目の対戦で、いつもパワフルなテニスをすると感じていた。だから今日の結果も想像できた。この大会で上位へいけるテニスを彼女はしている。とてもタフなドローだった。コーチのダレンも最初にタフなドローだと言っていたから、これくらい厳しいものになるのは分かっていた」
今年6月の全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)で四大大会初優勝を飾ったハレプは、前哨戦のロジャーズ・カップ(カナダ/モントリオール、ハード、プレミア5)で優勝、続くW&Sオープン(アメリカ/シンシナティ、ハード、プレミア5)は準優勝、前週のコネチカット・オープン(アメリカ/ニューヘイブン、ハード、WTAプレミア)は棄権していた。
一方、ハレプを破る金星をあげた元世界ランク15位のカネピは、2回戦で予選勝者のJ・ティヒマン(スイス)と対戦する。
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