男子テニスのバルセロナ・オープン・バンコ・サバデル(スペイン/バルセロナ、レッドクレー 、ATP500)は27日、準々決勝が行われ、第5シードの
P・カレノ=ブスタ(スペイン)が第2シードの
G・ディミトロフ(ブルガリア)を6-3, 7-6 (7-4)のストレートで下し、大会初のベスト4進出を果たした。
>>ナダルvsクリザン 1ポイント速報<<>>バルセロナ対戦表<<この試合の第1セット、序盤からブレークし合う展開となったが、第9ゲームで4度目のブレークを決めたカレノ=ブスタがこのセットを先取。第2セットは一転して両者サービスキープが続いたが、強力なバックハンドを軸にポイントを先行したカレノ=ブスタがタイブレークを制して4強入りを決めた。試合時間は1時間37分。
準決勝では、予選勝者の
S・チチパス(ギリシャ)と対戦する。19歳のチチパスは準々決勝で、第3シードで昨年準優勝の
D・ティーム(オーストリア)をストレートで破っての勝ち上がり。
世界ランク11位のカレノ=ブスタは、バルセロナ・オープンに6年連続7度目の出場。昨年は3回戦で
杉田祐一にストレートで敗れていた。
これまでツアー3大会で優勝を飾っているカレノ=ブスタは今季、1月の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)で16強入り。3月のマイアミ・オープン( アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)ではベスト4に進出した。
一方、前週のロレックス・モンテカルロ・マスターズ(モナコ/モンテカルロ、レッドクレー、ATP1000)で4強入りし、クレーシーズンで好スタートを切ったディミトロフだったが、大会初のベスト4進出とはならなかった。
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