男子テニスのバルセロナ・オープン・バンコ・サバデル(スペイン/バルセロナ、レッドクレー 、ATP500)は25日、シングルス2回戦が行われ、第1シードの
R・ナダル(スペイン)が世界ランク77位の
R・カルバレス バエナ(スペイン)に苦戦するも、6-4, 6-4のストレートで勝利して初戦突破し、ベスト16進出を果たした。
>>バルセロナ対戦表<<この試合、積極的に攻めるカルバレス バエナに第2ゲームでブレークを許したナダルだったが、直後の第3ゲームですぐにブレークバックに成功。ナダルはここから徐々にギアを上げて第5ゲームで再びブレークし、リードを守って第1セットを先取する。
続く第2セットも両者互角のストローク戦となったが、ネットプレーなどを織り交ぜたナダルが第7ゲームで2度目のブレークに成功。粘るカルバレス バエナを振り切ってストレート勝ちをおさめた。
3回戦では、世界ランク69位の
G・ガルシア=ロペス(スペイン)と対戦する。ガルシア=ロペスは2回戦で対戦した第14シードの
錦織圭が途中棄権したことにより、思わぬ形でベスト16進出を果たした。
世界ランク1位のナダルがバルセロナ・オープンに出場するのは8年連続14度目で、2005年から2009年にかけて5連覇、2011年から2013年にかけて3連覇を達成。昨年は決勝で
D・ティーム(オーストリア)を下し、2連覇と10度目の優勝を飾った。
今年1月の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)以降ツアーを離れていたナダルだったが、4月上旬の国別対抗戦デビスカップ ワールドグループ準々決勝 スペインvsドイツ(スペイン/バレンシア、レッドクレー)で復帰し、母国の4強入りに貢献。前週のロレックス・モンテカルロ・マスターズ(モナコ/モンテカルロ、レッドクレー、ATP1000)決勝では錦織を破り、3連覇と史上初の同一大会11度目の優勝を飾った。
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