男子テニスのロレックス・モンテカルロ・マスターズ(モナコ/モンテカルロ、レッドクレー、ATP1000)は22日、シングルス決勝が行われ、
錦織圭は第1シードの
R・ナダル(スペイン)に3-6, 2-6のストレートで敗れ、四大大会に次ぐグレードの「ATPマスターズ1000」初優勝とはならなかった。
>>杉田 バルセロナ1回戦 1ポイント速報<<>>錦織バルセロナ初戦 1ポイント速報<<>>錦織らバルセロナ対戦表<<28歳の錦織は今大会、1回戦で第12シードの
T・ベルディヒ(チェコ)、2回戦で
D・メドヴェデフ(ロシア)、3回戦で
A・セッピ(イタリア)、準々決勝で第2シードの
M・チリッチ(クロアチア)、準決勝で第3シードの
A・ズベレフ(ドイツ)を破り、2016年のロジャーズ・カップ(カナダ/トロント、ハード、ATP1000)以来4度目の「ATPマスターズ1000」決勝へ進出した。
決勝では、クレーの絶対王者ナダルと対戦。序盤から両者譲らぬ展開となる中、先にブレークに成功したのは錦織だったが、そこからナダルの猛攻を許して1時間33分で敗れた。
男子プロテニス協会のATPは22日に公式サイトで、錦織のコメントを掲載。
大会を振り返った錦織は「今週はいいプレーができた。(トップレベルは)もうすぐそこだと思う。素晴らしい1週間だった。ここで決勝進出できてとても嬉しい。」
「ナダルは全てのボールを返すから、自分の調子を維持するのは難しいと分かっていた。ワンブレークアップでもタフになることは分かっていた。ガス欠状態だった、特に第2セットは。ナダルは素晴らしいテニスをしていた」とコメント。
右手首の状態については「(右手首とは)うまく向き合えていた。もしかしたら、自分の体、特に足が今日はとても重かった。3セットマッチを強力な選手たちと3日連続で戦うのは肉体的に簡単ではなかった。手首は毎週チェックしなければいけない。まだ100パーセントではない、毎週ケアしている」と明かした。
錦織は23日に発表の世界ランキングで22位に浮上。バルセロナ・オープン・バンコ・サバデル(スペイン/バルセロナ、レッドクレー 、ATP500)に第14シードで出場しており、順当に勝ち上がると3回戦でナダルと再び顔を合わせる組み合わせとなっている。
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