男子テニスのバルセロナ・オープン・バンコ・サバデル(スペイン/バルセロナ、レッドクレー 、ATP500)は23日、シングルス1回戦が行われ、世界ランク42位の
杉田祐一は同69位の
G・ガルシア=ロペス(スペイン)に6-7 (5-7), 6-7 (5-7)のストレートで敗れて初戦敗退。第14シードの
錦織圭が待つ2回戦進出とはならなかった。
>>錦織vsガルシア=ロペス 1ポイント速報<<>>錦織らバルセロナ対戦表<<この試合、ミスが先行した杉田は第5ゲームで先にブレークを許してしまったが、第10ゲームでブレークバックに成功。しかし、第11ゲーム終了時にメディカルタイムアウトを取って腹部の治療を受けた杉田はタイブレークをものにすることができず、第1セットを落とす。
続く第2セット、依然としてガルシア=ロペスのペースで試合が進み、杉田は第2ゲームで先にブレークされる。第7・9ゲームでブレークを返して第10ゲームでサービング・フォー・ザ・セットを迎えた杉田だったが、ここで再びブレーク許すと、最後はタイブレークで力尽きてストレートで敗れた。
29歳の杉田がバルセロナ・オープン・バンコ・サバデルに出場するのは、2年連続3度目。昨年は
T・ロブレド(スペイン)、
R・ガスケ(フランス)、
P・カレノ=ブスタ(スペイン)を破る快進撃でベスト8に進出した。
今シーズンは全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)1回戦で
J・ソック(アメリカ)を破り、トップ10から初勝利をあげて全豪オープン初の2回戦に進出。ドバイ・ デューティ・フリー・テニス選手権(アラブ首長国連邦/ドバイ、ハード 、ATP500)では8強入りを果たした。
2回戦で顔を合わせる錦織とガルシア=ロペスは今回が4度目の対戦で、錦織の3連勝中。最後に対戦したのは2016年の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)3回戦で、この時は錦織が勝利した。
今大会の上位シード勢は、第1シードが
R・ナダル(スペイン)、第2シードが
G・ディミトロフ(ブルガリア)、第3シードが
D・ティーム(オーストリア)、第4シードが
D・ゴファン(ベルギー)、第5シードがカレノ=ブスタ、第6シードが
N・ジョコビッチ(セルビア)、第7シードが
D・シュワルツマン(アルゼンチン)、第8シードが
R・バウティスタ=アグ(スペイン)。
昨年のバルセロナ・オープン・バンコ・サバデルではナダルが決勝でティームを下し、2連覇と10度目の優勝を飾った。
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