男子テニスのロレックス・モンテカルロ・マスターズ(モナコ/モンテカルロ、レッドクレー、ATP1000)は22日、シングルス準決勝が行われ、世界ランク36位の
錦織圭が第3シードの
A・ズベレフ(ドイツ)を3-6, 6-3, 6-4の逆転で下して大会初の決勝進出を果たし、四大大会に次ぐグレードの「ATPマスターズ1000」初優勝に王手をかけた。決勝では第1シードの
R・ナダル(スペイン)と対戦する。
>>錦織vsナダル 1ポイント速報<<>>錦織らモンテカルロ対戦表<<>>錦織らバルセロナ対戦表<<両者は今回が12度目の対戦で、錦織の2勝9敗。直近の対戦はリオデジャネイロ・オリンピック(ブラジル/リオデジャネイロ、 ハード)3位決定戦で、この時は錦織がフルセットで勝利した。
世界ランク1位のナダルは、昨年のモンテカルロ・マスターズ決勝で
A・ラモス=ヴィノラス(スペイン)を下して2連覇とオープン化以降初となる同一大会で10度の優勝を飾る偉業を達成。さらに、全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)などクレーコートシーズン計4大会で頂点に立った。
今シーズンは1月の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)で膝の負傷から復帰。その後は再びツアーを離れていたが、4月上旬の国別対抗戦デビスカップ ワールドグループ準々決勝 スペインvsドイツ(スペイン/バレンシア、レッドクレー)ではスペインのエースとしてシングルスで2勝をあげ、母国の4強入りに大きく貢献した。
今大会は、初戦の2回戦で世界ランク58位のA・ベデネ(スロベニア)、3回戦で同38位の
K・カチャノフ(ロシア)、準々決勝で第5シードの
D・ティーム(オーストリア)、準決勝で第4シードの
G・ディミトロフ(ブルガリア)を破り、1セットも落とすことなく決勝まで勝ち上がっている。
一方の錦織は、1回戦で第12シードの
T・ベルディヒ(チェコ)、2回戦で世界ランク49位の
D・メドヴェデフ(ロシア)、3回戦で同62位の
A・セッピ(イタリア)、準々決勝で第2シードの
M・チリッチ(クロアチア)、準決勝でズベレフを破っての勝ち上がり。
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【配信予定】
2018年4月15日(日)~4月22日(日)
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