女子テニスのボルボ・カー・オープン(アメリカ/チャールストン、グリーンクレー、プレミア)は2日、シングルス1回戦が行われ、第10シードの
大坂なおみが世界ランク82位の
J・ブレイディ(アメリカ)を6-4, 6-4のストレートで破り、今季クレー初戦を白星で飾った。
>>大坂vsシゲムンド 1ポイント速報<<>>大坂らチャールストン対戦表<<この日、序盤でブレイディにブレークされてリードを許した大坂は徐々に本来の力を発揮し、強烈なバックハンドのウィナーを決めて逆転で第1セットを先取。第2セットは第1ゲームでブレークに成功、その後も主導権を握り、1時間23分で勝利した。
女子プロテニス協会のWTAの公式サイトには、試合後の大坂のコメントが掲載されている。
「あまりウィナーを打つことができなかった。2年前、クレーとはいい関係だと言ったかもしれない。なぜなら全仏オープンで、まぁまぁなプレーができたから。でも、昨年はこの大会以外はほとんど勝てなかったと思う。今年は改めて1から始めて楽しもうと努めている」
「少しでもクレーではプレーを変えなければいけない。今週ここで練習をし始めた時、フォアハンドは無意識にスピンをかけて打っていた。よりスピンの多いボールを打つ選手の方がクレーではいいプレーができる。だから、自分のプレーに大きな変化を加えたくはないけど、ある程度の変化はいいことかもしれない」
今年3月のBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、プレミア・マンダトリー)でツアー初優勝を飾った20歳の大坂は「しばらく前のことのように感じてしまう。たくさんの人が『人生がどう変わったか?』と聞いてくるけど、正直あまり変わったとは思わない。周りにいる人たちが自分を囲ってくれているから、あまり外を見ることがない。テニスに集中するべきだと感じているし、過ぎてしまったことばかりにとらわれていたくはない」とコメントした。
「(ブレイディとの1回戦は)第1セットの第2ゲームでいきなりブレークされてしまったけど、冷静でいることがうまくできたし、あまり多くを変えずにいられた」
大坂は2回戦で世界ランク74位の
L・シゲムンド(ドイツ)と対戦する。両者は2度目の対戦で、昨年5月のBNLイタリア国際(イタリア/ローマ、レッドクレー、プレミア)1回戦ではシゲムンドにストレートで敗れている。
米男子クレーコート選手権をWOWOWメンバーズオンデマンドにて無料配信予定。
【配信予定】
2018年4月13日(金)~4月16日(月)
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