男子テニスのニューヨーク・オープン(アメリカ/ニューヨーク、室内ハード、ATP250)は16日、シングルス準々決勝が行われ、第5シードの
錦織圭が世界ランク91位の
R・アルボット(モルドバ)に苦戦するも4-6, 6-3, 6-1の逆転で破り、ベスト4進出を果たした。
>>錦織 準決勝1ポイント速報<<>>錦織らニューヨークOP対戦表<<この日、錦織は第5ゲームでフォアハンドのパッシングショットやウィナーを決めてブレークに成功。その後はブレークが続き、第8ゲームからはアルボットに3ゲーム連取を許して第1セットを落とす。
第2セットも序盤でブレークポイントを握られるも、バックハンドのウィナーなどを決めてピンチをしのぐ。そして、第2ゲームをサービスキープすると錦織は徐々に本来の力を発揮し、2度アルボットのサービスゲームを破ってセットカウント1-1に追いつく。
ファイナルセットは第4ゲームでリターンエースを決めるなどでブレークすると、その後もリードを守り4強入りを決めた。
準決勝では、第1シードの
K・アンダーソン(南アフリカ)と世界ランク98位の
F・ティアフォー(アメリカ)の勝者と対戦する。
28歳の錦織は、今年1月のニューポートビーチ・チャレンジャー(アメリカ/ニューポートビーチ、ハード、ATPチャレンジャー)で右手首のけがから復帰。翌週のRBCテニスチャンピオンシップス・ オブ・ダラス(アメリカ/ダラス、室内ハード、ATPチャレンジャー)では復帰後初優勝を飾った。
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