テニスの全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)は3日目の17日、男子シングルス2回戦が行われ、世界ランク41位の
杉田祐一は同89位の
I・カルロビッチ(クロアチア)に6-7 (3-7), 7-6 (7-3), 5-7, 6-4, 10-12の大激闘の末に敗れ、惜しくも四大大会初の3回戦進出とはならなかった。
>>全豪OP 男子対戦表<<第1セットをタイブレークの末に落とした杉田は、第2セットもカルロビッチの強烈なサービスに苦戦。しかし、第12ゲームで2本のセットポイントをしのぐと、タイブレークをものにしてセットカウント1-1に追いつく。
第3セットは、第11ゲームで初のブレークを許してこのセットを落としたが、第4セットでは第10ゲームでパッシングショットを決めてブレークに成功し、セットカウント2-2に。
迎えたファイナルセット、互いにサービスキープが続いたが、杉田は第21ゲームでブレークを許してしまい、4時間半超えの激闘に敗れた。
29歳の杉田は、昨年7月のアンタルヤ・オープン(トルコ/アンタルヤ、芝、ATP250)で日本男子史上3人目のツアー優勝を達成。楽天ジャパン・オープン(日本/東京、ハード、ATP500)ではベスト8に進出し、世界ランキングで自己最高の36位を記録した。
今大会の1回戦では、第8シードの
J・ソック(アメリカ)を破る金星をあげて、全豪オープン初の初戦突破を果たしていた。
一方、勝利したカルロビッチは、3回戦で元世界ランク18位の
A・セッピ(イタリア)と対戦する。セッピは2回戦で、世界ランク168位の
西岡良仁をストレートで下しての勝ち上がり。
その他の日本勢では、世界ランク96位の
ダニエル太郎が同59位の
J・ベネトー(フランス)に逆転で敗れ、1回戦で姿を消した。
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