女子プロテニス協会のWTAは17日、ダブルス世界ランク12位の
S・ミルザ(インド)が右膝の負傷で全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)を欠場すると発表した。
2013年からダブルスに専念しているミルザは、2016年に全豪オープンを
M・ヒンギス(スイス)とのペアで優勝、東レ パン パシフィック オープンテニス(東京/有明コロシアム、ハード)(東京/有明 コロシアム、ハード、プレミア)を
B・ストリツォワ(チェコ)とのペアで優勝するなど8大会で栄冠を手にした。
2017年にはブリスベン国際(オーストラリア/ブリスベン、ハード、プレミア)を
B・マテック=サンズ(アメリカ)とのペアで2連覇している。
31歳のミルザは「私はジャンパー膝というものを患っており、とてつもない痛みを伴う」と話しており、「歩くのは問題ないが、方向を変えたり試合をすること時に痛む。問題はこれで、走ることはできても、それに動きを加えることができない。」
WTAの声明によると、医者からは手術か注射かの治療をする前に数ヶ月様子を見ると言われていたという。しかし、「2ヶ月経っても痛みは変わらなかった」ということで、現在は今後の治療方法を検討しているところだという。
元ダブルス世界ランク1位のミルザは復帰する時期について明言は避けたものの、今後数ヶ月は復帰する可能性はないと話しており、「また健康に戻れたらいい」と締めくくっている。
全豪オープンの予選は2018年1月10日から、本戦は15日に開幕する。
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